ミステリアスで妖艶な雰囲気の美形(探偵) 2019-11-10 16:38:54 |
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…埜上。
( 目まぐるしく目の前で起こる光景を目にしつつやはり何処か冷静。でも頭は酷く痛い。頭は沸騰しそうなほど熱く酷く胃がムカムカした。だから冷静と言うよりは胸の底が酷く冷え冷えとしている感覚に近い。その場を後にする相手の後についていき低声で呼び止めてはその腕を掴むと無理やりこちらに振り向かせた瞬間、その頬を平手でパシンと打ち付けて。「…無茶はすんなって言っただろ。あんたのそういう勝手なところ嫌いだ。でも俺はあんたの助手で離れないって決めてるからあんたのやり方に従う。」鋭い目つきで怒りとは違う激情を向けてはその場で自分のシャツを引き裂いてしゃがむと血が流れる下肢部分を止血するため血管を圧迫するようにシャツで太腿を締め上げて。それから相手の持っていたサバイバルナイフを手にすると軽く血を拭ってから迷いなく自分の腕を切り裂いて「あんたの理論ならこういうことだろ?…滅茶苦茶やってるって少しは自覚しろよ。」青年の話、相手の家柄や素性…どうでもいいと言ったら嘘になるが、今自分は相手のした行いのほうが重要で。自分も人のことを言えたものではない。寧ろ自分の方が感情に流されて滅茶苦茶やっている自覚がある。相手も自分の腕の限界を思ってしてくれた行動なのも理解はしていて。相手を鋭く見据えながらもその表情の奥は何処か泣きそうで。「…こっからならあの警部呼ぶよりもあんたを病院に運んだほうが早いから。次は大人しくしてろよ。」腕から流れ落ちる赤い鮮血。相手の太腿の怪我に比べれば全く大したことはなくて。そしてこの場所からならこんな怪我をしていても何かと“融通の利く”病院が近くにある。有無を言わさず“勝手に”相手を軽々と横抱きしては先程見た相手の父親らしき人のことは特に何も問いかけることなく病院へと足を進めて )
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