ミステリアスで妖艶な雰囲気の美形(探偵) 2019-11-10 16:38:54 |
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おう、大丈夫だ!埜上はもやしだからいける気ィする。…?
( 此方が断りなく横抱きすると少し渋い顔をするも大人しく横抱きされる相手。なんだかんだ無理はするなと此方の心配をしてくれる様子に大丈夫と元気に頷き、全く悪意はないが相手のことを“もやし”とディスっているのは気付かずに得意げに笑って。続く相手の“気を逸らす”というのが相手なりの気遣いだということは気付かずに首を傾げるも、問われた質問には嬉しそうに笑み「もちろん!麻婆豆腐も麻婆茄子もお安い御用!前に買ったカイエンペッパーも残ってるし調味料は揃ってるはずだから家に帰ってすぐ作れるぞ。なが〇にえんには頼らない。そっか、埜上は麻婆が好きなんだな。」相手の好物が知れて嬉しそうにしては某有名メーカーの素には頼らないで一から作ることをやる気満々に宣言して頬を緩ませ。そんな相手の気回しもあり時間は過ぎて残り3分。相手が先程のキスについて考えていることは知らずにペラペラと話していたが流石に腕はパンパン。額から汗がタラリと垂れて手や足が生まれたての小鹿の様にプルプルしだして。それでも此処までやってきて失敗なんて絶対に嫌だと思い、手足に力をいれて踏ん張り。と、──「…ッ、ふはは…ちょッ…また擽ったいの来たんだけど…ヒヒ、…こんなトラップあるなんて聞いてなっ…アハハ…、」急に襲ったのはあの腕から伝わるこそばゆさ。恐らく青年が脆弱な電流をまた流しているのだろうが、体力も気力も限界のときには辛いもので、ケタケタ笑いながら必死に力を入れる。正直、相手の前でこんな至近距離でこんな顔見られるのは恥ずかしい。でも此処で相手を落としたら今までの努力は水の泡。一度歯を食いしばってから精神を集中させて「…下には虫の大群…じゃなくて大量の画鋲…とにかく埜上落としたらヤバイのが落ちてる…だから落としたらだめ…ふは…ヒヒ、…は、埜上、やばい、から、もっとギュッて掴まって。」下には危険物が落ちていると想像することで相手を落としてはいけない気持ちを高めるも笑いは止まらず。これではぎりぎりやばいと思えば息を乱しながら相手にもっと自分の体に掴まるように要求して )
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