ミステリアスで妖艶な雰囲気の美形(探偵) 2019-11-10 16:38:54 |
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……
( 相手の第一声を聞いて正直不安になる。自分は相手の気持ちを聞いているのに…と。でも相手の気持ちには変わりないから仕方ないかと諦めかけたときまた額が合わさって、続いた、ここに居ろとの言葉にトクンと鼓動が跳ねて。自分が居たいから此処に居てもいいいんじゃなくて、相手が居ろと言ってくれる。その安心感は大きくてまた目頭が熱くなってきたときに額に当たる柔らかな感触。「……!」ピシッと身体が硬直して髪を撫で受けながらリビングに向かう相手の言葉を聞くも返事をする余裕はなくて部屋の扉がパタンと閉まってから数秒後、何をされたのか理解して。理解した瞬間、カァと耳まで顔が真っ赤になると近づいてきた相手の端正な顔立ちや額に当たる柔い熱の感触が鮮明に思い出され、クウと悶えながら枕に顔を埋めて。が、ここは相手のベッド。当然枕も相手のもので気を鎮めようとしたのに逆効果に終わればおずおずと身を起こして。「…コーヒー淹れなきゃ…」相手に言われたことは聞いていたためベッドから降りると、用意していた厚手の毛布だけ取り替えてベッドメイキングをしっかりすることで気持ちを落ち着かせてからリビングに足を向け。「…おまたせ…、…埜上…ベッドに勝手に入ったことは謝る。でもあんたの匂い落ち着くからまた偶に入ってもいいか?」相手の顔がまともに見られないままキッチンに入ると精神的にはかなり揺らいでいたがコーヒーだけはちゃんと淹れて相手の元へ持っていきカップを手元へ静かに置いて。そしてまだちゃんと謝っていなかったのを気にして目を伏せながら謝罪しては、今後もまたやりかねない…というかまた相手のベッドに潜り込みたいことを伝えてはちらりと視線を上げて反応を窺って )
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