ミステリアスで妖艶な雰囲気の美形(探偵) 2019-11-10 16:38:54 |
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……ああ…お前の手は…温かいな…。
( 他人に珍しくしたお願い。馬鹿にするでもなくからかうでもなく受け入れてくれる彼にいつもどこかすきま風が吹いていた気がする心の内側が温かくなるような感覚になる。しかしその代わりに何だか手が冷たくなっていくのが分かり何とも言えない気持ちになれば布団の中に潜り込んで来た彼の手が冷えた手をそっと包み込み握られればぱちぱちと瞬きをするもじんわり温かくなっていく手にふ、と笑みを溢して温かいと言葉にして。彼の照れたような表情は心すら温かくしてくれる気がして。軽く自らもその手を握り返せば同時に擽ったい気持ちにもなる。これでは彼の言う通り年上らしからぬ行動。揶揄されても仕方がないが骨折した日くらいは許されよう。いつもはいつ訪れるかも分からぬ眠気に天井をぼんやり眺めていたり本を読んだりしていたが今日はどうやら違う。他人を寝室になど留まらせたことなど今まで一度だってなかった。誰か人の気配がするのが嫌だったからだ。彼のぬくもりや気配はそれには当てはまらないものへと変わりつつあって。うとうとと瞼が落ちていくのが自分でもわかる。こんなにも穏やかな睡魔が訪れるのがとても不思議な感覚だが決して嫌なものではない。「………相、馬……おやすみ…」ぽつりと呟けばそのまま瞳は閉じていって )
(/ そんな光輝くん、可愛くて萌えちゃいます…。はいお楽しみにさせて頂きますっ。そうですね、数日後の朝な感じだと埜上がバイクを買いに行こうと提案してきます。ま、まじですか…ありがとうございます…怪我しても偉そうな所はあんまり変わらないですが…そのように言って頂けて本当に嬉しいですっ)
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