《 彼岸花 》管理人 2019-11-08 20:09:52 |
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>誘兎
──お、どうしたウサちゃん。寂しくて一人じゃ寝れないか?お兄さんが一緒におてて繋いで寝てやろうか。
(刺々しい吐き気に叩き起こされ、トイレへ駆け込み、洗面台に縋り付いて醜く嘔吐くたび死にたいと感じる。顔を洗って廊下へ戻ればあたりは静謐な深夜の空気に包まれており、自分の汚らしい声がどれほどよく響いたことかと想像すれば惨めったらしい気持ちにすっかり目が冴えて。部屋に戻る気にもならずふらりと足を運んだ庭に、月明かりに艶めく銀髪と微かなメロディを認めると掠れた喉で「兎」と呼びかけ。体躯はともかくその髪も、病も童話の兎のようだと名付けた彼に馴れ馴れしく笑いかけては冗談めかして両手を広げ)
(/早速絡ませていただきました、花吐き病の劔と申します。白兎のような幻想的な病と風貌の誘兎さんがとても素敵で、つい失礼なあだ名で呼ばせていただきましたら不快でしたら仰ってください…!よろしくお願い致します!)
>るい
……そうそう、綿あめみたいで美味しいよー。甘くてもくもくふわふわで。
(聞き慣れたどこか幼い足音に顔を上げれば紫煙越しに群青の瞳と目が合って。ただじっとこちらを見下ろす姿にいよいよ己の事も忘れたかと暫し静観を貫くが、問いかけに拍子抜けしてふっと笑ってはまるで小学生へ語りかけるようなわざとらしい口調でしれっと嘘を吐き。「本当は大人しか食っちゃダメなのよ。でもまぁ、るいくんが食べたいなら特別に一口分けてやってもいいかなぁ」特別、大人の食べ物、そんな子供心を擽りそうな言葉を並べ立てながら未成年には毒であるそれを嬉々として差し出して。煙草を挟んだ手を見せびらかすかの如くゆらりと相手の目の前に泳がせ)
(/絡んでくださってありがとうございます!るい君の危うい幼さがあまりに素敵で勝手に関係をこじつけてしまったのですが、るい君のイメージや設定に合わないなど問題がありましたら修正しますのでいつでもお申し付けください…!こちらこそよろしくお願い致します。)
>継
あー、そう思ってる内はまだまだ子供だな。吸っちまえば誰でも似合うもんよ。
(職員と入れ替わりにやってきたのは施設でも古株の彼。先程の追い払う手つきではなく逆に手招くような仕草で会釈に応えつつ、日差しを受けてその色を際立たせる眼球を眺めていればふいに降ってきた一言に意地悪く目を細め。二十歳にしては随分落ち着いた印象を受ける相手、その言葉に珍しく滲んだ子供っぽさを目敏く弄ってはそんな事を口走った理由を考えてみて「煙草の一本や二本吸ってみりゃいいのに。似合う大人になるまで待ってくれないだろ、"それ"」トントン、と自分の首元を叩いて示したのは彼の体を蝕む鉱石。更には立ち上がって自販機の中の飲み物を渡すついでに瞳を覗き込み「──色、少し濃くなった?」と、その中のラピスラズリに向かって問いかけ。カマをかける、というよりはそうであれ、と相手の絶望と悲観を願う笑みは瑠璃色の中に酷く歪んで映り)
(/参加許可ありがとうございます!劔には勿体ないようなお褒めの言葉までいただけて光栄です…!改めてよろしくお願い致します。)
>縣
うわ。脅かすなよ、お兄さんびっくりして花吐いちゃうだろ──なーんてな。
(何の変哲もないいつも通りの陰鬱な日常、しかし今日は妙に相手の名前が館内アナウンスで響き渡ることに引っかかり。1年ほど前にやってきたばかりのその少年はさほど反抗的なタイプではなかったはずだが、いくら時間が経てども一向に鳴り止まない呼び出しに"良い根性してんなあ"と勝手に感心しつつ人気の少ない通りへと向かい。そろそろ次の吐き気が訪れるはず。他人が屯する談話ホールの側で戻すのは勘弁だ、と歩を進めていると突然傍らの扉が開き、現れた相手と目が合えばぱっと口元を押さえて冗談をひとつ。実際に若干驚いたことを誤魔化しつつ「お医者共が半ギレで探してたぞー新入りくん。次の検査は採血じゃ済まないだろうなぁ。その美味しい血、全部抜かれるかも」今度はこちらが脅かすように話を非常に盛りつつ、薔薇の香りとはまた違う甘い匂いにさも哀れっぽく目を細め)
(/花吐き病の劔と申します。耽美で甘やかな病の縣くんにいてもたってもいられず、ご挨拶もそこそこに絡ませていただきました…!ちゃらんぽらんな大人ですので繊細な傷をお持ちの息子様を不快にさせてしまうかもしれませんが、少しでもお話させていただければ幸いです!)
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