匿名さん 2019-11-08 20:05:26 |
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(異界からの来訪者が集う場所から、そう遠くない場所…頭部から背中部分まですっぽりと覆う紺色のハイリアのローブ、青い布地に剣の模様が施された英傑の服、ハイリアのズボンという出で立ちに、青い鳥が翼を広げたような形状の柄に白銀の輝きを携えた刀身を持つ、神々しさを感じる退魔の聖剣であるマスターソードと青いカラーリングにトライフォースと赤いロフトバードが描かれたハイリアの盾、三本の矢を同時に射ることができる大型の木製弓であるオオワシの弓と矢筒、更に目を象ったようなスマホのような形状の端末(シーカーストーン)を腰に装備した、ローブで隠れて表情や顔が伺えない人物が一人、戦いの最中…静かに異世界へと迷い込む。右手に聖剣を、左にハイリアの盾を構えて佇む…恐らく青年であろう人物の周りには、まるで戦場跡だったかのように、複数の魔物"だった"存在の亡骸が正しく屍累々を体現するかのように転がっていた。小鬼のような魔物であるボコブリンやトカゲやカメレオンを彷彿とさせる二足歩行する爬虫類の姿の魔物であるリザルフォス、ボコブリンを筋肉隆々にしたような魔物であるモリブリン…それらは一体や二体に留まらず、何十体もの数の、そして様々な上位種の魔物がこの青年に壊滅させられたのは誰の目から見ても明らかだろう。
そして、その魔物の集団の唯一の生き残りの魔物と青年は未だに対峙している。それは人間よりも二回りも大きく、白銀の体毛に、紫色のラインが走り、頭部が獅子の顔、筋骨隆々の肉体を持ち、強靭な足腰を持つ馬の脚部を持つ、凄まじい威圧感と殺意を振りまく獣神の異名を持ち、ハイラルの魔物の頂点に立つ存在と呼ばれる…"白銀のライネル"である。しかし、そのライネルもまた、青年との戦いで追い詰められ、満身創痍であるが、腐っても魔物の頂点に立つ獣神、それでもなお…青年に対するおぞましい程の殺意は失われていない。ライネルはここまで自分の攻撃を全て捌き続け、無傷のまま満身創痍まで追い込んだ青年に対して、怒りと憎悪を体現するかの如く、凄まじい声量の雄叫びを上げた。その声量と殺意は周りにプレッシャーという形で伝わり、周囲の大気すらも震えさせる。その後、青年とはかなり距離が離れているにも関わらず、青年の身の丈よりも巨大な鉄塊のように重厚で凶悪な形状をした、大剣というよりは剣棍棒(ソードメイス)と形容する方がしっくりとくる、自身の獲物である獣神の大剣を頭上に大きく振りかざし、そのまま地面へと叩きつけた。それと同時に、叩きつけた場所を中心としたかなりの広範囲、青年の立っている場所すら余裕で巻き込むほどの大爆発が引き起こされ、その圧倒的な破壊と熱と光の暴力と衝撃波は、大地を砕き、草むらを焼き払い、複数の木を飴細工のようになぎ倒しながら粉砕し、全てを破壊の蹂躙へと巻き込んでいく。当然その爆発は青年をも巻き込もうと迫るが、青年はその爆発から逃れようとはせず、その爆発の余波が迫る一瞬の瞬間に左手のハイリアの盾を振りかざし、爆発を"弾いて"無効化した。攻撃が着弾する一瞬のタイミングで弾き、あらゆる攻撃を無力化する…青年が持ち前の才能と長年の鍛錬の末に行き着いた戦闘技術の一つ、ガードジャスト、もしくはパリィと呼ばれる技術である)
……………数に物言わせようと、そして如何に一撃が強力であろうと…闇雲に力を振りかざすだけでは──俺には届かない…終わりだ
(そして相手の隙を見逃すはずもなく、青年は背中のオオワシの弓に三本の矢を同時につがえ、距離が離れているライネルの頭部へと射る。三本の矢は標的に吸い込まれるように的確に殺到し、ライネルの頭部をヘッドショットで射貫いてみせた。速度の乗った三本の矢が顔面に突き刺さり、苦悶の声を上げつつ怯んで膝を着くライネルへとマスターソードを構えながら駆け抜け、止めを刺そうと迫る。しかし、ライネルもただやられっぱなしでは終わらんと言わんばかりに態勢を立て直し、青年が迫る寸前に大剣を構え、ハンマー投げのようにブンブンと周囲を薙ぎ払うように回転しながら近付く脅威を力によって捻り潰そうとする。
しかし、その動きすらも見えているように、青年はそのタイミングに合わせてバック宙で後ろへと跳び、回転攻撃を難なく躱すだけに留まらず、その回避によって全神経を集中させることによって自分以外の全ての動きがスローモーションになる、"回避ジャスト"を発動させた。この状態によって攻撃のモーションが終わるまで無防備な相手を一方的に反撃で攻撃することができ(相手から見れば攻撃を回避した後、リンク側が急に高速で移動しているように見える)、自身の肉体速度を一時的に加速させ、がら空きになったライネルの頭部へと跳び、空中で横方向に回転しながら二回連続で剣によって薙ぎ払う螺旋斬りで頭部を斬り裂き、そのまま背後を取って背中を一閃する背面斬りで仕留めた。ライネルの断末魔と共にその巨体が音を立てて膝から崩れ落ち、地へと倒れ伏す…これによって、獣神を始めとした魔物の軍勢は1人の青年の手により、周囲の爆撃でも受けたかのような惨状と共に、完全に沈黙したのだった)
(/こんばんは、ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドより英傑リンクで参加したいと思います。場所はファンタジーサイドの方で絡み文を投下させて頂く形にしようと思います。宜しくです)
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