斎藤 司 2019-10-30 11:40:32 |
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まあな。物事の考え方やら捉え方なんかは人それぞれ違って当たり前だし、自分とは違うとは思ってもその考え方事態を否定するのは俺の性に合わないんでな。お前のじいさんと…?それは光栄だな。…お前のハムスターさんはオスだったのか。( 口元を緩める相手の言葉で微妙な言い回しだが、宮本先生“は”と聞いて、己以外は相手を否定したのだろうかと考えつつ持論を肩を竦めて述べ。そして相手の尊敬するとまで言っていた祖父に少し似ていると言われ烏滸がましく感じながら光栄だと頷き、残り少しとなった焼き鯖を白米と一緒に咀嚼して。ハムスターをまるで敬う言葉の言い回しに本当に大事だったのだと思えば嫌味ではなく敬意の意味を込めてハムスターにさん付けをして微かに笑いを零して。「…いやまあ。…罰って…ふッ、やっぱお前面白いやつだな。じゃあ罰として一緒に帰って貰う代わりにその間俺の話相手にでもなって貰うかな。」青魚のうんちくを真剣に聞いてくれる相手に少々照れくさくなり視線を逸らすも、続く罰が当たってしまうとの言葉に目を瞬かせて。やっぱりどこかずれていると思うが柔らかな表情を見れば嫌がっていないことは分かり、自分が受け入れられているような気分になれば胸がじわりと熱くなる感覚を覚え。今日会ったばかりなのに不思議な気持ちになれば滅多に笑うことなどないが小さく吹き出せば口元に手を当てて微笑みを浮かべて。それからはあまり遅くなってもいけないと思い残りの焼き鯖定食を食べ進め )
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