斎藤 司 2019-10-30 11:40:32 |
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はい…祖父は優しくて色々なことを教えてくれるので祖父の家にはよく遊びに行っていました…おじいちゃん子…そうですね…尊敬するに値する人です…俺は大好きです…今も…。…わかりました…よく噛んで食べます…。
(相手の言葉は何だか祖父を褒められた気がして嬉しそうにこくりと頷いて色々教えてくれた優しい祖父が今でも尊敬していて大好きなのだと告げて。おじいちゃん子と問われれば自他ともに認めるおじいちゃん大好きっ子で間違いはなくよく遊びに行っていたと伝えて。自分を気にしてくれる彼は祖父よりは遥かに若いが何だか少し似たような空気を持つ相手に早くも心を許していて。こう見えて意外に警戒心もある。人は人を騙すもの信用しすぎてはいけない─これも祖父からの教え。今まで忠実に守ってきているが真正面で鯖を食べている相手には当てはまらないのだと直感が告げていて。自分はハムスターに似ていると言う話を茶化すでもなく真面目に聞いて答えてくれる彼に「……ん…お菓子を貰って食べてました…そう言えば…俺は深読みし過ぎていましたね…。美味しく感じるものは体が欲しているものだと祖父は言っていましたよ…宮本先生の体は鯖が食べたかったんですね…」そう言えばお菓子を食べていたなと思っては自分が深読みし過ぎていたのだと悟って。鯖を美味しいと言っている様子にふわりと笑み浮かべてそう伝えてはパクリとまた天ぷらを食べてご飯も口へと運んで。もぐもぐしっかり咀嚼して飲み込めば続いての問いかけに「家から学校まで歩いて20分ぐらいなので近いです…」と答えてはまた定食を突っついて口に入れて)
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