斎藤 司 2019-10-30 11:40:32 |
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…先生…ありがとうございます…。無理しないように先生に…会いに来ますね…。
…キスが下手で未熟な男は…長続きしないと…書いてありました…。…?…早くはダメ…ですか…ん…難しい…でも…先生は…いつだって…俺の頼れる男…です…。だから俺も…支えたいなって…あ…甘えて欲しいって…事…ですか…?
( 彼の率直な意見にネットで調べたり雑誌を読んだり色々した結果書かれていたのだと真っ直ぐな瞳で告げて。早く成長しては困ると優しい眼差しで頭を撫でながら言ってくれる彼に自分は早く成長していつも自分を支えてくれる彼を支えたい…自分が頼りたいと思うのはいつだって彼で…頼ってばかりじゃなくて支え合いたいのだと紡ぐ。子供のままでいたら彼を支えられない…早く大人にならないと…そんな自分すら見透かす彼の言葉の真意を遅れて汲み取ると緩く微笑みこくんと頷いて。自分の言葉に疑問符を飛ばす彼の姿に「…調べたら…書いてました…俺はしないです…したくないです…先生以外と……!……お待ちして…います…。……はいっ先生とご飯食べたいです…」これもネットや雑誌の受け売りなのだと明かしつつ、しかしながら自分はそんなことをするつもりはないと口にして。続けられた卒業後について意味深な言葉に更に頬を染め上げ、ぼそぼそ小さく答えて。くしゃりと撫でられた頭をぐっと優しく押され何かが変わるのを敏感に感じ取り…教師の顔をした彼は昼食に自分を誘ってくれる。少し寂しさはあったがそれでも彼の近くにいられること…そして彼の瞳の奥に見える変化が嬉しくて目を細め笑えば頷いて“先生と”食事したいと告げて )
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