斎藤 司 2019-10-30 11:40:32 |
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貴方は優しいから…俺のためを思って…断るんじゃないかと…そんな可能性も考えてました…だから尚更…俺は嬉しいです…。だって、そうすることも…貴方には出来た…でも…そうはしなかった…それって…そうしたくはなかったから…です、よね…?
( 彼の言葉を聞き終え、少しの間の後口を開く。自分が見てきた彼の性格を考えるともしかしたら断られる可能性もあるかもと思っていたことを彼に明かしつつ、それでも彼はそうしなかった。その彼の気持ちが嬉しくて…首傾げて問いかける。此方から近づいても一歩たりとて逃げなかった彼。彼の頬に手を伸ばして微笑んではそっと頬を撫でつつ「…俺の心にこんなにも変化をもたらしてくれる貴方を…俺は諦められそうにありません…卒業までは生徒として…貴方の近くにいることは…許して欲しいです…だから…一人の男として…貴方を愛する…斎藤 司は…奥底に引っ込みます…だから…これが…今日が…最後です…だから…キス…させて下さい…」幸せそうに笑みを浮かべそのまま彼の唇を塞ぐ。あの日にした口づけとは違い、勉強の成果を見せるように啄むような口づけからするりと彼の口腔に舌を滑り込ませては深い深い口づけをして )
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