〆　　あなた 　と 　わたし 　

（　／　実は…　、　執事×メイド、めちゃくちゃ楽しみにしてまして… 笑　　むしろ此方の方が愛想尽かされてしまったかと思いました　（　汗　）　戻ってきていただけて光栄でございます！　（　大量の涙　）　全然蹴っていただいて構いません、むしろ蹴ってOKですと記載すべきでしたね…　私生活優先して下さってまったくもって問題ございません。　空いた時間に相手してやってくださいませ。　こちらも蹴っていただいて構いません！、　きっと喰えない執事への対応に、娘様も忙しいでしょうから。笑　）



俺の顔を見るなりそんなレディらしからぬ声を出すなんて、メイドとして失格なんじゃないのか。　（　前方から歩き方まで模範的なメイドが見え、顔が見えなくとも身のこなしですぐに彼女であると気付いていたからこそ小声も聞き逃さず。　いつもの変わらない無愛想な表情で眉を寄せ口から出るのはやはり悪態で。　／　すぐ近くで足を止め、ティーセットにちらりと視線をやり彼女が何の仕事をしていたかを把握し　）　お嬢様は喜んでいたか？、　（　と主人を気遣う心は傍に居なくても忘れておらず　）　何せ本の量が多いからな。司書がいない分、整理が追いつかない。ディナーまで空いた時間にやるだけだ。　（　膨大な量の本の整理は完璧主義執事にとっては完璧に仕上げるまで気が済まず、加えて本好きとあってか隙間時間にせっせと書庫整理を担当していて。　なんだか仕方なくやっているような口ぶりだがむしろ楽しんでいるのでどことなく優しい声色で。　）