政府産審神者 2019-10-14 00:51:29 |
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>45 羅刹さん
_いいえ、いいえ…審神者である貴方様が、私の恨むべき相手であるはずもありません。どうかご容赦を、何故だか…ぼんやりとしてしまって、
(こちらの顔を覗き込み、鬼がどこか寂しげな声を出す。伏せられた瞳と主人の命令に忠実な刀を浅くなった呼吸とぼんやりとした視界の中で捉えて、嗚呼浅ましいと思った。恨むべき鬼は、人を、カミサマを、鬼に墜とすモノだろう…審神者であるこの鬼が、そんなことをするはずも無い。目の前で整えられた来客準備、優しい微笑み、カミサマを見る鬼の…心から大切だと言わんばかりの瞳。言えない。自分の強がりなプライドも邪魔をする。足が震えて仕方がないことも、身体から力が抜けないことも、足首に鎖がつけられたように異様な空気が辺りに漂っていることも…審神者だから、カミサマと共にいるからか分かる違和を指摘できない。「…折角のお誘いを、断る理由もございません。下っ端審神者の私めをどうぞ、会話にも問題解決にもお好きにお使いください」、生意気な笑みを浮かべ返し、部屋の中へ。用意された茶の前へ膝を折り座っては…血の気の引いた顔を隠すように緩く下を向いて細く息を吐き出して。)
(/お優しいお言葉とお心遣い感謝いたします!娘も私も、魅力的な息子様はもちろん背後様と絡めてとても嬉しく思っております。今後ともよろしくお願い致します!/蹴推奨)
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