俺は狂咲だ、誠義なんて矛盾した名前は要らない、それでもお前が俺のことを誠義って呼ぶなら、それでいて、自分を男と言い張るなら、俺もそれなりの態度で行かせてもらうが、宜しいか?(何処か悲しみの含んだ目で相手を見据えると、背中のバッグを床に降ろし相手をチラ見し、相手に背中を見せてゆっくりバッグのチャックを開けようとする。)