三丁目のミケネコさん 2019-10-09 00:25:06 ID:9a01706f8 |
通報 |
「────ったく、貴方って人は…。私をこうも簡単に惑わせて天然も良すぎるところですよ。」
(突発的に発せられた言葉はどうも感情の赴くままに口に出したのか、可愛いという単語を強く主張してくる固まりきっていない文に手の甲で顔を隠すと隠しきれていない耳の部分に熱が溜まっていく。恥を知らない誠なき瞳にこうも揺らされる事には、心臓が鳥の羽根で燻られるようななんともむず痒い気持ちにされてしまい悔しいような気持ちさへも今や彼との大切な時間として閉じ込めておくことにしよう。彼の手を離れて窓から姿を消した薄紫の足跡を目で緩く追うと彼の笑顔に笑顔で返事を返して、「…それに寝不足を隠そうたってそうはいきませんよ。まぁ、それは後程に…炭治郎君今や貴方は鬼滅隊の戦闘力として御館様からも注目されています。そこで考えたのですが未だ怪我の癒えぬ状況ではありますが基礎的な呼吸法を用いた回復訓練をしてはみませんか?」挑発的に口角を引き上げると包帯の固く結ばれる片足を見つめるが、きっと彼ならとそうきりだして。)
トピック検索 |