舞は俺の誕生日を祝ってくれたし、とても嬉しかったから俺はまだ舞との友情を信じていられる。 だがそれにも限界はある。 口先だけなら「どれだけ開こうとも何年経とうとも話せる時を待ってる」とかいえるさ。 しかし俺は親友に対して自分の心を偽りたくは無い。 正直言って来年中に話せなければ俺の心はもう舞を親友とは思えなくなっているだろう。 俺は待たされるだけの存在でいたくない。