イーゴ 2019-09-20 23:48:13 |
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>イーゴ
えっ!?そ、それは絶対ヤダ!俺は狩りにも食事にも謙虚になるとか、無理だからな!
(執事の言葉を聞いて、表情は一変し思わず上げた声も驚きに満ちており、同時にがばりと体を勢いよく起こす。狩りが出来なくなるのは大変不味い、つまらない、数ある娯楽の中の一つといえどもいきなりそう宣言されるのは衝撃的で。首を大きく左右へ振りながら反抗する。まるで駄々っ子のような態度を初めて出会う者が目の当たりにしたのであれば、吸血鬼らしいイメージから離れているといった感想が出るかもしれないが、これはあくまでも性格の問題。見えやすい場所に地雷は設置されておらず、気分によって位置を転々とさせてしまう厄介さ。目つきには普段と比べて鋭い線が増しているが、微弱なものであり不満げな心情が滲んでいて。)
>アリア
えー…でもなあ、齧ってはみたけど俺好みの味じゃないっていうか…。
(声をかけられ、再び体を回転させては生物からただの肉塊となったものへ首をかしげながら視線を向ける。相手は食べないときた。そして、理由の内容は違えどそれはこちらも同様の事で。追い回すだけ追い回して、容易く放ったのは単純に美味しくないからであり。ヒールと床がぶつかり合う無機質な音を立てながら、死体に歩み寄ってはその場にしゃがみ込み。乾ききらず、このままにしておけばゲル状になるだろう量の血溜まりに人差し指を入れ、その指先についた血をぺろりと舐め取るとすぐさま顔を顰めさせて「うえっ」とえずくようにし、赤い舌を出して。もう一度だけ試してみたが、やはり美味しさを感じられず、これで二度目はないと判断し。)
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