イーゴ 2019-09-20 23:48:13 |
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>>カタスティア・ハーベル様
(離れた手に意図せず、ほっ、と息を吐き出してしまう。主人の奥底で燻る感情には気が付かないまま、執事はただ目の前の冷たく美しい狂気に尽くす術を考えるだけ。恥ずかしがり屋だと笑い、こちらの態度を見透かすような言葉を並べる主人に敵うはずも無い、しかし…)
私では、ご満足いただけないでしょう…丁度いいモノが、地下にございます。
(ゆらりと覗いた牙に、今度は笑みすら浮かべて返事を紡ぐ。何でもする、血が欲しいのなら差し出そう…ただし、犬の血ではなく迷い込んだ餌の血を。主人を美しく、健康に保つのも執事の仕事だ…本当は痛い思いをしたくないだけなんて本心を隠して。その為ならば、助けることすら考えた人間を差し出してしまうほどに、執事は血液ごと汚れている)
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