イーゴ 2019-09-20 23:48:13 |
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(真っ暗闇の森にぽつりと浮かび上がる屋敷は人間が足を踏み入れる場所でないことくらい見ればわかるだろうに、たまにいるのだ、こうして怖いもの見たさに門をくぐる愚か者が。昼間を生きていた両目が暗闇で機能するようになり、日を浴びていた身体が月光を浴びるようになったのは少し前のお話。捕らえた人間はいざと言う時の保存食の為に地下牢へと丁寧な持て成しをして、健康的に肥えさせる…地下から上がり、いつも通り、主人は勿論、放し飼いにしている餌はどこにいるかと辺りを見回しつつ大広間へ続く廊下を進めば_頭の中、あんなにも騒ぐのなら今度から舌を切ってしまおうかと物騒なことを考えているようで、いつもより多少顔が苦々しく歪んでいて)
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