司令官 2019-09-20 17:19:39 |
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>40
全ちゃん、全ちゃん…
ああ、大将の乙女だったっけ。
あの真面目そうな娘か。
(敵陣に僅かに広がった亀裂から茜の手を引いて抜け出して、ふと聞こえた相手の乙女の名に一瞬考え込むような素振りを見せるものの、すぐにぽんと手を打って答えては微笑み、答え合わせをするように眉尻を申し訳なさそうに下げて相手を見つめ)
全ちゃん?…むー…茜、あの子苦手…。
真面目でお堅いもん!
(自陣に戻ってきても阿修羅神の【武】の力が荒ぶっていたものの全、と言う名を聞くなり頬を膨らましては子供っぽい文句を垂れ、そんな様子を見かねた浅木澪に「そんな事を言うものじゃないよ、茜」と苦笑しながら頭を軽く一発小突かれては更にむくれて)
>浅木
僕も結構苦手なんだよねー…とはいえ、彼女の恩恵は見ての通りなんだ。
(相手の乙女に賛同している通り、軍事会議などの類は超重要でない限り招集しないようにと指示を出している自分に対して立場を弁えているのか問い正してくる存在でありつつ、しかしながら乙女個人としての能力としてはあまりに強大過ぎる能力で同士討ちし合う敵の戦局を眺めながら苦笑いし
>42
うん、そうだね。
(にこにこと穏やかそうな微笑みを口許に湛えたまま、むくれている自らの乙女の髪をさらさらと撫でると「ふふ、茜だって強いよ」と励ましては「…茜、もう一度…阿修羅様に力を借りられるかい?」と囁いて)
大将さんもそう思うの?
自分の乙女なのに、なんで?
(自分の意見に賛同した相手をむくれたまま不思議そうに見つめ、こてんと首を傾げて問うては浅木澪に頭を撫でられたことに表情を綻ばせたり、囁かれて顔を引き締めたりと表情がくるくる変わり、まだまだ幼く未熟な精神を覗かせては「我が名の元に再び猛り給え、阿修羅神!」と叫び、
瞳の【武】を輝かせて瞳孔を開き)
>浅木
…親しいからこそだよ、彼女は面倒見がいいからね。
(仲睦まじい乙女と主人の間にはわからないであろう親しく敬意を持っているからこそ近しいが故に生まれる苦手意識のようなものを説明しようもなく、駆け出す相手に囁くようにして伝えながら、戦場のど真ん中でありながらも見事なまでに気配を消して戦局を暫く傍観した後、ここぞというタイミングで撤退命令を出すと同時に撤退の合図である赤い発煙筒を打ち出して召集をかけ
>44
おや、撤退だね。茜!こっちにおいで!
(発煙筒の煙を目に留め、戦っている自らの乙女の手を引いて敵陣から走り抜けては自陣まで疾風のごとく走り抜き)
はーい!
(戦っていたが浅木澪の声に答え、手を引かれるがまま自陣へと走っていっては「とーちゃーっく!」と仲間へおどけてみせ)
>浅木
[全]
おやおや、全く遅い到着だ…予定時刻をはるかに過ぎているようだが?大将殿。
(大将という立場の相手に全く物怖じしない様子で席に着き、靴を磨かせていた兵士にもういいと言わんばかりに目をやってため息をつくと、嫌味交じりに悪態をつきながらやれやれといった表情を作って席から立ち上がって腕を組んで爪先をトントンと動かしながら自身の主に問いかけ
[木耳]
あはは…あー、現場が混戦状態でね。勿論、全に抜かりはなかったんだけど。
(実際には対して遅れているはずもないのだが、数分数秒に惜しみのない自身の乙女のことであろうから、そういった些細な時間のことではあろうものだが、実際に絶大な効果を確実にもたらしている相手を前にしては上がる頭も上がらないまま苦笑いしながら頭を書いて弁明し
>46
おや、全ちゃん。今日は。
(呆れたような表情をしている乙女に愛想良く微笑みかけ、椅子を引いては座り)
…………こんにちは。
(浅木澪に倣って申し訳程度にぺこりと頭を下げるものの、表情はどこかむくれていて、浅木澪の隣へ跳び跳ねるように腰掛け)
>浅木
[木耳]
じゃあ、僕は報告書があるから、ちょっと失礼…。
(相手にこれ以上どやされては引きつっている笑顔を引っ張っている筋肉が限界を迎えてしまうことを悟ってか、引きつった笑顔を貼り付けたまま足早に言い訳をして分厚い報告書の山を持ち上げると、小さい体でヒョコヒョコとそれを持ってどこかへと去っていき
[全]
まず貴君はだな…あっ、どこへ行く!…全く。
あー、少佐に茜、見苦しいところを見せたね…ともあれ、ご苦労様。
(話を始めようとした途端にお得意のミスディレクションで交わされてしまったところで、事実報告書がある手前追いかけて邪魔をする気にもなれず、振り返って無愛想な表情のまま二人の相手に謝罪と労いの言葉をかけ「30分後、各自着替えなど準備を済ませ、少佐はデブリーフィング、茜は私と演習場で能力演習だ…それまでには方が付く。」と本意関係なしに上からの命令を口早く伝えていき
>48
うん、了解だよ。
(相手の言葉に時折頷いては席を立ち、自らの乙女の頭を優しく撫でてから自室へと去っていっては扉を閉じ、戸棚から舶来煙草の箱を取り出すと一本抜き取り、燐寸で火を付けてからゆっくり紫煙を吐いて)
…判った。
(ぴょこんと椅子から飛び降り、浅木澪に撫でられるのを拒む様子もなく微笑んでから相手の乙女に「頑張るよ、全ちゃん」と言って近寄って)
>茜
[全]
…さて、演習開始まで後5分程度か。
(相手の最後の言葉について取り分け突っかかるようなこともせず、時間のだいぶ前には自身の仕事を終わらせたような澄ました様子で演習場付近に待機していたようで、普段使いの銃剣のついた拳銃では訓練上支障が出ることもあってか、紐でグリップを強化した軽量のフルタングナイフを下げて待機し
>50
むー………。
(演習場に着いて、普段使いの蝶の家紋が刻まれた薙刀ではなく訓練用の軽い小型薙刀を取り、一振り、二振り程度しては不服そうに頬を膨らませて)
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