鏡合わせのワルツ【〆】

落ち着いた物言いも優雅な物腰も大層素敵でいらっしゃるのですもの、宮殿に招き入れてお話し相手になっていただきたかったわ。あのイングランドに亡命とはそれはお辛かったでしょう…お兄様のことも残念でしたわね。あら、ではわたくしを断首したのは刃ではなくて民衆のペンでしたのねぇ (　ほほ　)
先ずロル数について了解いたしました。死者でも元はと言えば人間、不調もあって然りです。わたくしはお恥ずかしながら巧みにロルを綴れるとは言い切れませんけれど、精一杯を披露いたしますわ。此方こそコンスタントにお返し出来るとは保証できませんけれど、もしも多少間が空いたとしてもその都度頭を下げていただくには及びません。そこはお互い様としましょうね。だってお返事を待つ間でさえ楽しいのですもの。二点目につきましてはクリアしております、このように申し上げるのは妙だけれどご安心下さいませ。今後も同様の見込みですわ (　頷き　)

ご寛容なお言葉に痛み入ります、伯爵様。…と、呼び方は伯爵様でよろしいかしら？ご回答下さって本当にありがとう。お次は伯爵様からご確認したい点をなんなりと仰って下さいませ、ご要望でも勿論喜んでお受けいたします。