三丁目のミケネコさん 2019-09-03 17:32:36 |
通報 |
( 花弁を吐き出したと言うのに相手は少しも気味悪がる事なく側にいて、挙句心配までしてくれる。少しずつではあるが確かに温かみが胸を支配すればそれにくるまるように浅い呼吸を何度も何度も繰り返して。ややして問われた言葉、それは自らの制服を心配してのもの。「ん、此処にいる」一度確りと頷き静かに相手から離れては、今度はややぎこちないながらも先程まで座っていた椅子に座り直し、さて、どうしたものか。相手が戻ってくるまで花弁を見つめて )
トピック検索 |