シュレディンガーの剥製犬 / 非募集

＞ハンプティダンプティさん



別にゲテモノでは…ハンプティは細いな、ちゃんと毎日食べているか？
（確かに可愛いだけではないのは昨日の時点で知る事が出来たが、そんなに可笑しな事だろうか。自分は大真面目なのだと大笑いする彼に説こうとした時、肩へ回された腕の細さに思わず沈黙して。相手の背をさする様に手を触れ、服越しでも分かる骨ばった感触を認識すると心配そうに顔を見やり。人物像が何となく見えてきても、嫌われる理由は依然として謎のままで「似てるのに嫌い…」違いすぎるから嫌いというならば理解出来るが、と難しい顔になってしまい。まだ薄暗い森の中を難なく抜け開けた場所へ出ると、ひんやりと心地よい湖畔の空気を胸いっぱいに吸い込んでは「涙の湖…しょっぱかったりするのか」と単純な連想を口にしながら相手の隣へ並び、同じようにしゃがんで湖を眺め。水面に反射する美しい光は、実際に見た事は無いダイヤモンドの輝きを思い起こさせ「…宝石みたいに綺麗だ」と呟きほうと息を吐いて。）

（／トピックの作成ありがとうございます、早速移動させて頂きました！大変素敵なお部屋をご用意して下さり、嬉しさのあまりドキドキしております…！こちらこそ、どうか今後ともよろしくお願い致します！）

イヤイヤ悪食だろよう。あんなゲテモノ中ッ々！居ないって。＿＿あんまし食わねぇや、薬キメてたら腹減らないんだぜ(羊と関わった上でこうも庇う人物が現れるとは、そんな思いのまま頭をブンブンと大きく左右に揺らして更なる訂正を。己の食事事情に話題が映ると隠すことも誤魔化すことも無く余り食べていない旨を語り、片手で己のポケットにしまい持ち歩く手の平にすっぽりと隠れてしまうサイズのタブレットケースを取り出せば中身のぶつかる音を立てるために数度それを振って「ワンコも薬が欲しかったら俺に声掛けろなあ。ヤなこと全部忘れてハッピーになれるンだぜぇ」爛々ギラギラとした眼、普通ではないような身体付き、ハイなテンション、その要素から告げる薬がろくなものでは無いと言うのは明確で薬中の常套句を並べて。まるで納得がいかないと言った雰囲気の彼に気がつけば対照的になんて事ないと言った声色で「ガキってさァ。好きなやつにイジワルすんじゃん？髪引っ張ったり悪口言ったり。メリイも同じ！憧れてるクセに否定すンだよなァ」ひゃっひゃっと楽しげに語るのは何かの間違いにて本人に聞かれてしまえば地獄を見るような内容で。鏡が不要になるほど透き通り、光を受けた輝きは早朝でしか楽しめない。そんなお気に入りを誰かと楽しめばこそより一層と楽しさは増すようで「……！」水面を揺らすように伸ばした指先で湖を引っ掻き回すと指先に残る冷たい水を彼へと払うように掛けて「ワンコは随分ロマンチストだなア。」その行動は彼のつぶやきを元に茶化すためだと教える代わりのからかいを。意地悪に細めた眼の隙間から彼を盗み見ながらそれだけで腹が膨れるような自然の香りを楽しんで)


(/ご移動頂き有難う御座います！また、昨夜はご挨拶も無く寝落ちをしてしまい申し訳ございません…！そのように仰って頂いて有難う御座います！此方のお部屋ではレスペースなど関係なく、リアルタイムで会えればリアルタイム、お手隙の際に返事をする置きレスとその時々に合わせて頂いて大丈夫です！)

＞ハンプティダンプティさん



…あんなに可愛いのに…食べられるのなら食べたほうがいい、と思うぞ
(はっきり二度もゲテモノ呼ばわりされた事で、簡単には埋まらなさそうな価値観の違いを如実に感じつつも釈然としない思いを独りごちて。いくら頭が足りなくとも、その薬がよろしくない物である事くらいは察しが付く。別に非難するつもりはないが、こんなに痩せてしまう程食欲が湧かないというのは毎日の食事に幸せを見出している自身からすれば寂寥さえ感じてしまうもので、目を伏せるように視線を落とし。その後語られる利点もあまり響かず、カラカラと音が鳴るケースに目を向けながら「俺はもうハッピーだから」と緩くかぶりを振って。同居人である相手の言葉には確かな説得力があり嗚呼成程、と合点がいきつつも少し意外そうに「子供っぽいところもあるんだな。力強くてなんでもズバズバ言ってしまえそうな感じなのに」とこれまた当人の耳には入れられない会話を繰り広げて。涙の湖はその名前とは裏腹にほんのりと甘い味がした。顔に掛かった飛沫に驚いて反射的に身を竦ませた後、雫を片腕でぐいと拭っては「…ハンプティも似たようなものだ、ろっ」この景色を教えてくれた相手だって同類だと口角を持ち上げ、少量掬い取った水を意地悪な表情めがけて飛ばしてやり。)

（／諸々の説明有難うございます！大幅に返信が遅れそうな場合は、また都度ご連絡させて頂きますね…！）

―――ならよう、ワンコちゃんが美味いって思う飯を食いたい(食べた方が良いと言うアドバイスでは余り心が揺れなかった。だが、代わりに浮かんだのは悪戯心のようでかぐや姫のような無理難題とまでは言わずとも、慣れない環境を加点すると中々に困難なそれを依頼して。得意げににいんまりと笑みを浮かべれば「お礼に気が変わったらいつでも薬を分けてやるし。あああ！あと、メリイが好きなマカロンの焼き方教えてもイイぜぇ。メリイがきっと頭撫でて今度はリードでも付けてくれるんじゃねいの」最初はカランとタブレットケースを揺らし、次には彼にとってはこっちの方が効果的ではと言う思いを乗せて代案を付け加えて。既にハッピーだと述べた彼の言葉尻を取れば「ワンコちゃんのマカロン食ったらメリイもハッピーだと思うぜ」それはまるで取引の一つでもするような口ぶりで、ピシと伸ばした人差し指を向ければ彼の返事を黙って待つ事にして。同居人のイメージを聞けばウンウンと頭を数度縦に揺らしてから「強いのは正解。ンでもあんなに女々しいんだぜぇッ」ひゃひゃっと高い声での笑い声の後には男らしいとは言えない彼の性分をからかって。まさか仕返しが戻って来るとは思わずに顔から水を受け止めると"ぐえ"と引かれた猫のような声を上げて、濡れた顔をスーツの裾で力強くゴシゴシと拭ってから「あンだよう。躾がなってねェなあ！」鼻先に皴をくしゃりと刻んで顔をしかめるのも数秒、何が面白いのかゲラゲラと笑い声をあげて)

＞ハンプティダンプティさん



割と、何でも美味いと感じるが。何が良いか…
(肉が入っていれば殆どの料理が大好物、という大雑把な食嗜好の持ち主には浮かぶ選択肢が多すぎるのかふむ、と考え込むように腕を組んで。元より依頼を断るつもりは無かった。だが、続いたもう一つの案にはバッと顔をそちらへ動かして、相手の思惑通り露骨な反応を見せ「俺に、作れるのか」と抑えきれない期待とほんの少しの疑念が詰まった一言を。お菓子作りなど全くの未経験だが平気だろうか、そんな不安も自分の作ったもので喜んで貰えるかもしれないと聞けばたちまち何処かへ吹き飛んでゆき「近いうちに、必ず用意する」と力強く頷き約束を交わして。マカロンを出したらどんな反応を見せてくれるのだろう、なんて気が早すぎる妄想を始めては脳内を桃色、否白色に染めて明後日の方向をボーっと見つめ。人から聞くことで知った新たな一面も更に思いを募らせる材料となり、賑やかな笑いを含んだ相手の台詞にも「それも、メリーの魅力だろう」まるで惚気る様なふやけた声色で返して。仕返しの効果は上々、返された反応も愉快なもので「昨日まで野良、だったからな」ついつい笑みを深めながらよいしょっと立ち上がって。時間が経つにつれ辺りは段々と明るく、湖上には薄く霧がかかってきた。先程とはまた表情が変わりつつある光景を見回し、時の流れを知覚すると「…あ、今何時かわかるか？」相手が時計を持っているようには見えないが一応と視線を送ってみて。)

アっ、だったら城に行けば材料も道具も料理人も何でも付いて来ンだぜっ。ジャックかライオンに話を通しといてやるよ(近いうちにと聞けばこそ、期待に目を爛々と輝かせて興奮するようにギョロリと見開いたまま食い入るべく顔を近づければ鼻先を彼へくっつけんばかりの勢いでその約束が流れてしまわぬように話を付受けて。何はともあれ、新しく加わった同居人は羊の事を大層信頼しているらしいと言う事が彼の反応や意見から伝わった。惚気さえ含んだ喋り口にふぅうんと面白くない印象を僅かに浮かべると大きな口を開いてから何の躊躇いも遠慮も無く形のいい彼の唇へ噛み付く様な口付けを行って「腑抜けてっと喰っちまうぞ」自身の下唇を余韻を楽しむように舐めれば悪戯にするりと細めた眼で彼の姿を見やり。時間を問われれば時計を探す素振り一つ見せずに「俺は白兎じゃアねえもん。時計なンて持ってねぇよう、――ホームシックかあ？」自らの羽織るジャケットのポケットを裏返して中身を出すように空っぽである事を披露すれば意地悪な上擦る声色でからかうように「そろそろメリイも起きるし帰るかァ？」家のある方角を示してちょん、と指先を向けて)

＞ハンプティダンプティさん



それは助かる。…悪いが、後で城までの道も教えてくれ
(用意するとはいったもののその方面の知識が乏しい自分としては願ってもない話で、有難く申し出を受けることにし。城といえば最初に迷い込んだ場所だろうが、一度通っただけの道順をきちんと覚えていられるほど賢い頭は持っていない、僅かに眉を下げつつも頼み事を追加して。距離を縮める相手へ反応する間もなく唇に柔いものが当たり、いやに愉しげな表情を怪訝そうに見つめたところでやっと何をされたか理解が追いつく。これまでに遭遇したことのない種類の悪戯には流石に衝撃を受けたのか、口元を片手で押さえると「…っこ、こういう事を、おふざけでするもんじゃないっ。」動揺丸出しの口調で相手の頭を押さえつけるようにもう一方の手を伸ばして、そのまま乱暴に頭を撫でて綺麗に紅白に分かれた髪形を崩す事で精いっぱいの報復としよう。「そうじゃない。最初に少しだけといっただろう」度重なる揶揄いや悪戯が不快にならないのは、彼の人好きのする雰囲気のせいだろうか。ムスッとした表情で反論するも長続きはせず「ああ、帰ろうか。……今度は、俺のお気に入りの場所も紹介する。また出かけよう」未知の景色へ案内してもらう楽しさを相手にも、としれっと次回の約束を取り付けつつ帰り道へと足先を向けて。)

(同性だと言う事を踏めば悪戯の行為に対して叱咤や嫌悪の反応が戻って来ると思っていた。だからこそ理解の追い付いた彼の余りにも可愛らしく純情とも言えるその反応がより一層と悪戯心に火を点けてしまう。心臓を爪の先でカリカリと引っ掻くような感覚に堪らずゴクリと生唾を飲みこむと「―――ウーブ。」ひゅうと短い口笛の後に"初心"と本音のそれを呟いた後に「わんこチャン、アンタ可愛いなァ」続けるのは明るいトーンで茶化すような喋り口の言葉、ニヤニヤとした意地悪な笑みが覗く眼は乱された前髪の隙間から彼の姿を見つめていて。赤と白の混ざってしまった髪を適当な手つきで大雑把に戻せば「あンまし期待しないで待ってんよォ」彼の気づかいか、それとも何の気なしか、取り付けられた約束をポンコツな脳味噌に刻みつつひゃっひゃと楽し気な笑い声を共に返事を添えて帰路につこうか。)

(/ハンプティがズケズケと失礼ばかりを申し訳ございません…！。一先ずキリが良さそうでしたので回収をさせて頂きました！次、ご希望の住人など有りましたらどうぞお気軽にお伝えくださいませ！)

＞主様



（／回収ありがとうございます！いえいえ、ハンプティさんとのお出掛けとても楽しかったです…！では、今度こそ羊さんのお手伝いに向かわせて頂こうかなと思っているのですが宜しいでしょうか？）

チョット、メイドの身分でウチの可愛い犬っコロと口聞きたかったらなんか買って売上に貢献してからにして頂戴。アンタもアンタ！安売りすんじゃ無いわよ(程よい日差しと心地よい風が吹く中で公園に用意する出店へと商品を持ちつつ訪れる。ちょっとした部屋の飾りに使える物だったり、ブローチやネックレスと言った装飾品だったりを並べ終えれば彼がいることをいい事に己は用意していた日傘の下に置かれるこの場に浮く程の豪華な椅子へ腰を下ろし優雅にと飲み物をのむ始末。そんな中で女性特有の明るい、加えては素敵な男性を前にした時だからこその上擦る声に顔を顰め鋭い爪先を向けてぎゃあぎゃあと喚き立てるかの如く喧しい小言を重ね。最後にはその指先を店番を任せていた彼にまで向けてクワッと食いつくように当たりの強いとばっちりを。折角疚しい気持ちを抱えつつも客として来ていたメイドが膨れっ面でぶーぶーと文句を共に帰るのを見れば「冷やかしなら一昨日いらっしゃい！」と散々な見送りを大人気なくも腕を組み″一昨日″を強調するようにピースサインの先をちょんと折り曲げて。)


(/それでは早速公園に構えるお店での場面にて交流文を出させて頂きます…！絡み辛ければ出し直しますのでどうぞご遠慮なくお伝え下さいませ！)

＞羊さん



ん？別に値下げはしてないぞ
（メイド服を着た若い女性のきゃぴきゃぴとした雰囲気に押されつつも、慣れない接客をしていた所へ背後から飛んできた叱責の声。事前に言いつけられた通り正規の値段から一銭たりとも値を引いてはいなかったのだが、とその内容に首を傾げて振り返っては困ったように相手を見やり。どうやら本日のお客様一号は帰ってしまうらしい。店主が不機嫌な時に来てしまうとは運のない人だと頓珍漢な事を考えながら、口パクでメイドにごめんな、とこっそり謝罪を伝えてひらり控えめに手を振りその後姿を見送って。）

コッチじゃなくてアンタのコト。メリーの犬ならもっとお高くとまってなさい(ショップのスタッフとして完璧な対応なのは勿論彼の方である。そんな事微塵と考えることなく、そうじゃないと否定の言葉をすかさず挟み「今のメイドはアンタのことをデートに誘いたかったんでしょうよ。」ポケットから取り出した爪鑢でマイペースにも爪の形を整えつつあの耳に残るような上擦る声なら間違いが無いと言い切って。＿＿＿とは言え、己の客を選ぶ接客では売り上げが取れないのも事実。然しそんな心配は要らないとまた次の女性客が現れれば"ふうん、"と喉を鳴らし「イイ男はそれだけで役に立つケド、アンタはそれだけじゃないってメリー期待してるわよう」ゲラゲラと大口を開いて笑えばどこぞのバカンスとでも言う様に大きなサングラスを顔に掛けて)

＞羊さん



お高く。…努力する
（店員でお高くとは一体、と難問を抱えながらも頷いて了承の意を表し。キリッと表情を変えてみたり腕を組んでみたり、ああでもないこうでもないと一人試行錯誤して。デートという単語にぎょっと目を見開くと「まさか」己とは最も縁遠いものだと反射的に口を突いて出。すぐ調子に乗れる単純な気質はある意味長所かどうなのか、期待の言葉に応えるように僅かに口角上げ「任せてくれ」と返事だけは頼もしいもので。今度は城に住んでいるアリスだろうか、いらっしゃいと声を掛けたのをきっかけに多少のぎこちなさを残しつつも求めている商品について聞き出し始め。時折チラと後方で優雅に座っている主の様子を伺い、色違いのイヤリングを交互にあててアドバイスを求められればよくよく見比べてから、「…こっちが、目の色とも合ってて似合いそうだ」と片方を指差し素直な感想を述べて。）

(時にしゅわしゅわと弾けるような泡が浮かぶ炭酸水を喉に流しつつ、時に吹きすさぶ風が己の髪を乱したことで不機嫌そうにその髪を整えつつ、一見すれば自由気儘に少しの働きも見せない怠惰っぷりを披露して。そんな裏には確りと彼の動きを捉えていたようで、ぎこちなくも確りと、決して業務的ではなく温かみのあるアドバイスがアリスの背を押したのだろう。彼の選んだ方が購入となり、最後まで嬉しそうにニコニコと弾けんばかりの笑みで帰っていくその背を見届ければ掛けていたサングラスを角に充てないように額で掛けて＿＿＿椅子より立ち上がると今度は己が客となり「ねぇ、メリーに一番似合うブレスレットを見繕いなさい」色の強いルージュの乗った唇が不敵ににいと持ち上がり、マスカラがベタベタと乗った太い睫毛をバサバサと瞬かせて「メリーってば何でも似合っちゃうのよねぇ。だからその中でも一番を選んで」語尾にハートマークを添えるような声色で彼の返事を待とうか)

＞羊さん



ありがとう、また来てくれ
（商品を袋へ入れて歪ながらもリボンを結んで手渡し、嬉しそうに去ってゆくアリスへ今度は堂々と手を振って。ブレスレットを選ぶようにと言われればふーむ、と今日も今日とて一分の隙無く可愛らしい相手の全身を眺め「一番か…分かった、探してくる」と請け負ってブレスレットを並べたスペースへ。店内のラインナップを改めて確かめ、時に商品を近づけたり引きで見たりを繰り返しながら候補を絞っていき。最終的に残ったのは、金のチェーンに控えめな遊色が輝く白いシェルビーズが連なり、合間合間に水晶と小さなオニキスがアクセントになった二連ブレスレット。相手の元に戻って「…これを、着けてみてくれるか？」と差し出してから、もし好みでなかったらどうしようかと一抹の不安がよぎりつつ反応を待って。）

＿＿＿(時にトントンとデスクの上を指先で弾き、彼が一体己に一番似合うものとして何を見繕うのかを待ち詫びる。先ほどアリスに選んでいたのを見たからこその張り合いだが、そんな子供染みた考えは実際に彼がブレスレットを手に戻って来た事でご機嫌な物に変わってしまう。何ともゲンキンな事だが、彼が選んだブレスレットは他ならない彼が選んだと言うスパイスがより一層と輝きを持たせていた。受け取れば太陽の陽に透かせて、キラキラとするその輝きに眼をするりと細めて彼へと突き返し「まさかレディに自分で付けろって言う気？」自らの手首を向けるように彼へと差し出せば暗に付けろと言う事を命じて「アンタ、センス有るじゃないの。これなら安心だわ、きっともっと忙しくなるからバンバン選んでやんなさい」それは彼の選んだブレスレットが己にとってお気に入りになったと言う事をストレートに伝える言葉、そしてそのセンスの良さは今後の仕事にも活かせると言う事か。彼に付けて貰えばその腕をそのまま彼の顔へと運び、整ったその顔をなぞるように指先で頬を撫ぜて「良く出来ました」とリップ音を伴った投げキッスを一つ送り)

＞羊さん



（似合うようにというのは勿論だが、常に淡く甘い色を纏う相手に敢えて黒が入ったものを選んだのは小さな小さな自己主張の表れ。突き返された時には失敗だったかとドキリとしたが、その後続いた言葉に抱いていた不安諸共吹き飛び。「…ああ、沢山売れるように頑張る。」手先の不器用さ故少々もたついてしまったものの、ブレスレットが相手の白い手首に収まれば何処か満足げに目を細めて。誉め言葉と優しい感触にじんわり全身に熱が広がると共に、ただ幸せなだけではない何だかもどかしい感情が沸き上がる。衝動的に、己の物より細い手を包み込むように捕まえてしまうと「次は、俺が自分の金で買って贈るから。」傍から見れば威圧しているようにすら見えるだろう、些か強すぎる視線で相手を見つめて。薄っすらと静脈の透ける手首にほんの一瞬、唇を押し当てるだけの口付けをしてからその腕を開放すれば、相手の反応は見ないように背を向けて。バクバクとうるさい心臓の音は無視し、タイミング良く姿を見せたお客の対応へ意識を逸らそうか。）

（／キリが良さそうでしたので回収させて頂きました！自由に見えてきちんと見守ってくださっている羊さんの面倒見の良さに、画面の前で一人ニヨニヨとしておりました。次はお城でハンプティさんへの料理を作りに行ければと考えているのですが、ライオンさんもジャックさんもそれぞれ素敵で中々選び難く…！主様の気分で決めて頂ければと思います。また、ホームページ拝見いたしました。プロフを掲載して頂き、美麗なイラストまで有難うございます！実は下手の横好きではありますが絵をかくのが趣味の一つでして、あまりに嬉しかったので羊さんをお借りして大とのツーショットを描かせて頂きました。勢いだけでかいた物でとても丁寧とは言えない出来なのですが、個人ページの方にリンクを張らせて頂きますので、お手すきの際にでもチラ見して頂ければと…！）

(/回収有難う御座います…！此方こそ一生懸命さがひしひしと伝わる大くんの健気さにああ可愛い！と心を打たれておりました…！そしてまさか羊のイラストを頂けるなんて思ってもおらず！とても嬉しくて仕方が無いです！！大くんの可愛らしさは勿論のこと、羊もとても素敵に描いて頂いてっ。本当に有難う御座います…！
気分でと言う事でしたのでジャックの交流文を落とさせて頂きます…！絡み辛ければお伝えください…！)


(今日は珍しくもハンプティの連れて来た客人が居るらしい。あの男が前以て手紙を寄越す日が来るとは思ってもいなかった。"ウチのアリスに美味い飯を教え込んでくれ！メリイのお気に入りだから下手に扱ったら面倒になるぜ"と文面を見るだけでも頭を抱えそうになるそれを思い出しながら気分を落ち着かせるために煙草を燻らせる。一服を行えば時間を確認してはハンプティに伝えていた"14時に厨房で"との言葉に合わせて厨房へと向かい。その道中、肝心のハンプティとすれ違ったのか"よぉぉおおうッ。ウチのかアわいいわんこチャンが待てしてッから頼んだぜ"と依然変わらない元気さにわかったわかった、と言葉を返しつつその場を別れ。どうやらハンプティはハロウィン用のお菓子の試作品を他の住人に試しに行ったらしい。そんな様子を尻目に漸く厨房を開くと「――悪ィ、待たせたか」人当たりの良いそんな気さくな笑みを浮かべて挨拶を)

＞ジャックさん



（賑やかな同居人に連れられて初めて足を踏み入れた城。店に来るメイドやアリス達の多くは此処に住んでいるのかと、興味深そうに見回しながら赤い絨毯の上を進んでいく。広い厨房へ足を踏み入れ、じゃあまた後でと一旦別れて一人になれば、壁に掛けられた時計を眺めて目的の人物をじっと待ち。城で働いているというから、真面目な感じの人だったりするのだろうか。でもハンプティの知り合いなら類友の可能性も、などとボーっと取り留めのない事を考えていると程なく扉が開く音が聞こえて。入口の方へ顔を向けて「いいや、さっき着いたばかりだ。…アンタがジャックか」挨拶を返しつつ煙草の香りを纏う彼の何処となく安心感のある笑みを見ると、思っていたより普通っぽいなと少々失礼な感想を抱き。指導してくれる人への礼儀として、一度きちんと向き直っては「今日はよろしく頼む」ぺこりと頭を下げ。）

（／そのように言っていただけて恐縮です…！そして交流文も有難うございます、お相手宜しくお願いいたします！）

(羊が迎え入れた、そしてハンプティが気に入って此処まで連れて来たと言う人物。そんなアリスとはどう言った人物なのだろうか、と浮かんでいた疑問はそこにて対峙した彼の雰囲気にいい意味合いで期待を裏切られた。何方かと言えば癖の強い二人に気に入られているアリスなのだからきっと癖の強いアリスなのだろうと偏った目線で見てしまっていた。実際には余りにも確りとした、礼儀正しい、彼の雰囲気に充てられて自らもしゃんと背筋が伸びるようなそんな雰囲気に一拍を＿＿次いで"くっ、"と肩を揺らしながら吹き出してしまえば「そう気負わなくて良いよ、俺は所詮メイドの一人なんだ」失礼にも笑いを噛み殺しながら彼の礼儀の良さを親しみに変えると彼の隣に並び、周囲に置かれる食器を一瞥した後に「今日は何を作りたいって？」頭を少しだけ傾けて彼へと視線を合わせると先ずはと言った様子で尋ねかけると「美味いモン作れるように頑張ろうな」ブイ、とピースサインを向ければともに楽しむと言った雰囲気での激励を添えて、そのまま引き出しを一つ開けば中に入る羽織るようなコック服を差し出して「折角の服、汚さないように着ときな」口角を持ち上げに、と笑みを浮かべつつアドバイスを)