創作♂ 2019-08-22 11:32:08 ID:2df80a81e |
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((0か100かだったので、暈せるか非常に心配ですが…一応やってみます。笑
あらら、何だか見ているこっちがモヤモヤしてくる展開に…笑
不機嫌顔は見せるべきだろうと判断したので、ここで場面を切っておきます!))
(彼が言葉を発した瞬間、絶え間なく降り注いでいた質問がピタリと止んだ。心を奪われるとはこの事を言うのだろう。一同、何か余韻に浸っているかのような、恍惚とした表情を浮かべながら言葉を失っている――たった一つ、漏れ出た感嘆の溜息を除けば。まるで自分だけがこの空間から切り離されたような気さえして、思わず辺りを見渡すと向けられた視線から本来の目的を思い出し)
「――じゃあ、お先にね」
(頷くように軽く一礼をしてその場を後にすると、一人職員室へと続く階段をゆっくりと上っていく。最後に見た彼女達の表情が頭から離れない。それに、肩に置かれた手――自分の心に、助け船を出してもらった事への申し訳なさの他に巣くっている複雑な感情がある事に気づく。何故と自分に問うても解答の出ない、そんな出口のない考えに辟易してきた頃、ふと職員室横の鏡が目に入った)
「……」
(驚きのあまり、思わず足を止めてしまう。そこには今まで見たことのない、不機嫌そうな表情の自分が立っており、気づくと“どうしてかしら”と心中で呟いたはずの言葉を口にしていた)
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