Warfare 2019-08-21 15:51:52 |
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>グレフ・リグィード
全くの予想外だな。
(装甲車に乗り込むと、無線機を取り出して、作戦の責任者にルートが変更された事とその要因。そしてこれからの指針を報告し)
>ライル・レグランス
はは、まぁそこは戦場の常というもので―――――――――!(と、戻ろうとしていたところ、遠く背後から無数のマズルフラッシュが煌めき、直後にグレフの全身に被弾の火花が迸り。しかしマイティスキンはその全てを弾き返し、全身を弾雨に打たれながらも急いで装甲車へ走って戻り。敵の姿はマズルフラッシュに微かに照らされる程度で外見はまだよく分からず)接敵!接敵!
>グレフ・リグィード
何があった!?
(装甲車の外、グレフのマイティスキンに銃弾が弾かれる音を聞くと、報告を早々に切り上げてグレフに状況の説明を要求し)
>ライル・レグランス
撃たれました!損害なし!急ぎ出発した方がよろしいかと!(装甲車へ辿り着けばその陰へ隠れ、銃弾の飛んでくる方へライフルで反撃し。12.7mm弾は敵のそれとは桁違いの銃声とマズルフラッシュを残して姿なき敵陣へ光の尾を引いて無数に飛び去っていき)
>グレフ・リグィード
…全員いるな、早急にこの場を離れるぞ。周辺の警戒も怠るなよ!
(グレフの報告を受けて咄嗟に周囲を見渡すも、悪天候のせいもあってか視認することは叶わず。それから逃げる事に頭を切り替えると、全員が近くにいる事を確認して移動の指示を出し)
>ライル・レグランス
了解!運転手、高速から出るんだ。撥ね飛ばしてでも前進しろ!(豪雨を塗り潰すような絶え間ない被弾の音と火花に包まれながら、装甲車は一瞬ウィリーするほどの勢いで急発進し、後続の車輌もそれに続いて高速道路から脱出し。どん、とあからさまに何かを撥ねる音が何度もして。)
>グレフ・リグィード
クソ、罠だったか。 後方の確認をしろ、敵は追ってきているか?
(まんまと敵の策略に嵌った事に悪態を吐きつつ、無線で最後尾を走る装甲車に後方の様子を確認するよう指示をだし。その間自分自身も横方向や進行方向に敵が見えないかと窓の外に目を向けて)
…そうか、分かった。しかし警戒は怠るなよ。 グレフ、地図を見せてくれ。
(最後尾の車両から、今のところ敵は視認出来ないとの報告を受けると、警戒は続けるように言って無線を切り。これからの進路を確認するためにグレフに地図の用意を頼み)
>ライル・レグランス
暫くはあの高速道路に並走すれば大丈夫でしょう。このコースで最初にたどり着くのはZZZZZ市、工業団地の密集地帯です。到着は丁度夜明け頃の0500時。本土決戦が目の前って時に呑気に操業もしとらんでしょうが、あんな所にも敵がいるとするなら敵の防衛部隊が展開しているかもしれませんね。(間一髪という風にヘルメットを脱いで額を拭えば、指示に従って地図を広げ進路を指差して。)しかし連中、あんな豆鉄砲で狙ってくるとは。このマイティスキンを知らん相手ではないはずですが、不思議なもんです。
>グレフ・リグィード
工業団地か…
(工業団地と言えば、工場が立ち並び、遮蔽物が多く。地の利のある敵に天秤が傾くであろう場所だと考え。そして一つの可能性に思い至るとそれをグレフに話し)
もしかしたら、工業団地に誘導する事が目的なのかもな。
>ライル・レグランス
どうでしょうな。流石に覚悟を決めるのが早すぎる。自分なら、接収されんように設備の疎開ないし処分の上で首都防衛に徹したいですが。……あるいは、首都の戦力から割いてでも守りたい余程大事なものがそこにあるか。(工業団地を戦禍に曝す行為に不可解さを感じつつもこれだけ早く攻撃を受けた以上、現実問題としては隊長の言うような工業団地への敵集結の可能性を支持、同時にそれだけの戦略的重要性に思い至り、深刻そうに呟き。)どちらにしろ、到着するまでは何も分かりませんな。手探りというのが無謀ですが、ね……。
(その後、工業団地への道中は平穏であり。だが、団地の中は何事も定かならぬ領域……)
>グレフ・リグィード
そうだな。
(グレフに返事を返すと、背もたれに身を預けて脱力し。いつ襲撃されるとも分からないが、かといって常に力んでいては体力を消耗し過ぎる。ふう、と一息つくと、運転手から工業団地が見えて来たと声がかかり)
そろそろか。
>ライル・レグランス
どうしたものか。まさか内乱って訳でもないでしょうが、中々不穏な有り様ですよ。(夜明けと共に視界一杯に写り込む、重工業の盛んな工業団地。しかし何か災害にでも見舞われたように幾つかの建物が傾き、火災も起きているらしく所々で黒煙が立ち上っており。装甲車の列はようこそと歓迎する正門を潜り抜け、やはり散乱した瓦礫や炎上する車輌を苦労して避けながらのろのろと進んで。)ただ事じゃない。調査が必要かもしれませんな。こんな変な所を後続の部隊が大手を振って通れる自信がありません。
>グレフ・リグィード
ここに誘導しようとしてたって訳じゃなさそうだな…いや、進行を遅らせるつもりか?
(荒れきった工業団地に着き、その惨状を見れば、先程の考えを捨てかけ、思い直す。ここまで荒れていれば、車両は勿論。歩兵でも踏破するのに時間がかかる。それを狙ったのかと思い、そして伏兵の可能性も考慮しつつ、瓦礫の撤去と調査を命じ)
車両が通れる道の確保と周辺の調査を急げ。何があるか分からないから、慎重にな。
>ライル・レグランス
了解しました。とりあえず管理部門の施設をあたってみます。監視カメラの映像でも見つかれば御の字、といったところでしょうが……変だな、戦前の衛星写真にはこんな建物はないぞ。それに、何の建物だ?(と、命令を復唱しさしあたって周囲を見渡せば、何か気になる建物を見つけ地図に同封された航空写真と見比べ首を傾げ。配管や機械類の剥き出しな工場設備や味気ない作りの事務所棟などとは違う、大きな純白の建物。上から見下ろしたなら円柱ないし円盤型のそれには、敵国語にて「先端研究所」とだけ表記があり)
>グレフ・リグィード
どうした。
(瓦礫の撤去、及び周辺調査の人員を割り振り、作業が始まると、工業団地に存在するには場違いと思えるような白い建物の前でグレフ立ち止まっているのが見えた。立ち止まるグレフと白い建物が気になり、近づいて行き)
>ライル・レグランス
たぶん、情報源です。この戦時下に随分なものを作ったもんだ。連中が護ろうとしたのは案外こいつかもしれませんよ。中身がなにかは、そうさなあ、先端研究所なんていうくらいだ、新兵器の類いでも見つかるかもしれません。覗く価値はあるかと。(隊長が追い付くのを待ってからその研究所らしき建物へ近付き、正門の回転扉を潜ってみれば、受付やラウンジのあるメインホールに出て。ホールから左右に道が分かれており、右に「試験棟」「培養棟」「開発棟」、左に「生産棟」「情報棟」とあり。)
>グレフ・リグィード
…培養?
(グレフに続いて建物に入ると、真っ先に気になったのは右手に位置する棟の名前。培養と言う事は生物兵器の可能性も考えられ、危険性を鑑みれば迂闊に扉を開く事は避けたい。)
情報棟が気になるな。行ってみるか。
(培養棟から左に目を移せば、情報棟の文字が目に入り。敵の新兵器の研究所と思しきこの建物について何か分かればと、そちらへ歩を進め)
>ライル・レグランス
了解です。しかしまあなんと……見るからに機密の山と言わんばかりの設備がほったらかし、人気もなし、いよいよもってBBBBBの内情が読めなくなってきましたよ。(情報棟への通路はほとんど生産棟を経由するように通っており、道中には物々しい装甲扉が幾つもあったが、そこに備わっている電子セキュリティはほとんどが切れており出入りは自由になっていて。情報棟への道中である生産棟は、通路の一方がガラス張りになりその先に気密性の高そうな精密機械工場らしき設備が見えて。生産ラインに並んでいるのは巨大な銃器らしきもの。)あれは……本土の戦いでも見かけた奴です。歩兵用の次世代火器で、十種類近くに及ぶ射撃、近接武器をてんこ盛りしたトンデモ武器と聞いてます。実用性はお察しだったとも……なんだってそんなもんをこんなに?このラインの規模なら生産数は百や千じゃきかんですよ。
>グレフ・リグィード
そんなものが量産されているとなれば、それを扱えるような。それこそ我が軍のマイティスキンのように、身体能力を向上させるような武装が開発されたように思えるが…
(生産ラインを眺めつつ言うが、もしそんな武装が開発されているとすれば、同じくこの施設ではなかろうか。そうでなくとも、この施設にも何かしらの手掛かりがあるはずだと考え)
もう少し探してみるべきだな。
>ライル・レグランス
培養棟なんてものもあるし、不穏ですな。この先が情報棟です。役に立つ物が見つかると良いのですが。(通路の突き当たりには「情報棟」と書かれた装甲扉が半開きになっており、グレフはマイティスキンのパワーに任せて障子戸でも開くように扉を開いて中に入り。情報棟の内部は典型的なオフィスとなっており、資料らしきファイルの束が書架にぎっしりと詰まっていて。また、先の次世代火器も一丁置かれており、己の倍近い全長のそれをグレフはそれを拾い。)現物がありました。コイツに比べりゃあ子供のラクガキだってまだ慎み深いですよ。見たところアサルトライフル、ガトリング、マイクロミサイルに……これはプラズマガンか?銃剣もある……まるで東洋のカタナだ。一つの武器にこれだけ詰め込むとは……。まあ、見かけ倒しでしょうな。一個一個は普通の歩兵と大差ないように見えます。弾薬は分かりませんがね。
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