Codependency　（ 〆 ）　

なら良いが、これから目覚める可能性だって大いにあるだろ？( 少なくとも嘘には見えなかった相手の返答に内心安堵しつつ、真剣な表情を取り戻し問うも、肝心の話の内容は性癖などという真剣さの欠片もないもので )
本当だァって、……喋りづれえ、( 大人しくされるがままにしていれば、痛む程ではないが摘まれた右頬に不具合を感じ )
はは、参ったな、プロポーズは俺からする予定だったんだが。───へえ、なら機械強いのか。つーか理系かぁ、何だかんだ泉は頭切れそうだしな。( 擦り寄る彼はやはり猫に似ている、と頭の片隅でぼんやりと考えながら柔らかく笑い。知らなかった新たな一面を知れた事が喜ばしく、興味深そうに首を捻りながら反応を返し ) そう言えばまだ仕事の話はしてなかったか。んん、俺は一応外資系の事務所みてェな所で、法律関係の仕事してる。
いや、笑顔が見てぇのは勿論大前提な。両方だよ両方、言ったろォ、俺相当欲張りだって。( 相手の視線が痛いのは図星を付かれたからなのかも知れないが深くは気に留めずへらりと笑い ) つっても悲しませたい訳じゃねぇからなあ、流石に自重するわ。
俺も心底そう思う、───つーかアレだ、お前に話あるんだった。( 草臥れた様子で相手に体重をかけ暫く触れ合っていれば、ふと思い出したように顔を上げ姿勢を整え ) 実は今週辺りから仕事が立て込んでてよぉ、今までは毎日会いに来れたけど、それも難しい状況なんだよな。もしかすると多少日が空くかもしれない、って事だけ、黙って来れない状態が続いて不安にさせる前に言っておきたかった。……ごめんな。( 重い口を開き説明し終わると、僅かに眉を下げ優しい手付きで頭を撫でて )

良いぜ、なら全部お前のものになる。……具体的に何すりゃ良いのか分かんねぇけどな。( そう意気込んだは良いものの軽く頬を掻き早速悩み始め )