Codependency　（ 〆 ）　

あのなァ…文哉サンが良くても、俺は良くねェのぉ。お前には綺麗なままでいて欲しいし。───まァでも、そういう性癖だってンなら頑張ってやるよ。性癖含め、満足させてやンのは恋人の役目だろぉ。（ 得意げな様子で笑む相手を困り気味に苦笑浮かべて見遣るも、もしそれが相手の隠された性癖であるのなら、恋人として多少手を上げる事は厭わないとばかりに至って真面目に頷いて ）
…あ"ー、俺の照れ顔見てェとか趣味悪ゥ。それ、逆に見せたくなくなるンだけどぉ。…もう照れてやンねぇ。（ こちらの拒絶にも特別気にした様子はなく、懲りもせず揶揄い続ける相手に片眉上げては無理に表情引き締めながらそっぽ向き ）
マジで言ってンのぉ？……じゃあ、俺があんたを養えるようになったら速攻で閉じ込める。（ 拒否されるどころか条件付きで受け入れられると呆気に取られてしまうも、折角許可を得たのだから乗らない手はないだろうと口角を上げ。嬉々とした声音で告げながら相手見詰め ）
い、色々履き違えてンじゃねェのぉ？可愛がられてる気ィしねぇ───っ、それやめろって、（ 身動きの取れない状況をどうにかするべく抵抗していたものの、突如耳へ吹き掛けられた吐息にぞくりと肩震わせると、訴えかけるように相手の腕を軽く叩いて ）
ンー、……欲張れよぉ、もっと俺の事求めればいい。（ 特に払う事もなく頬を引っ張られるがまま、少しの喋りづらさを和らげるようゆっくりと言葉紡ぎ ）

なァんで俺のせいになるンだよぉ。元からそういう素質があっただけじゃねェのぉ？（ 相手に関わる事で己が原因だと言われる事に不満はないが、内容的な問題で何となく受け入れ難いのか僅かに眉を寄せ ）