依存クン 2019-08-15 18:57:40 |
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───ッん、は……俺も、理性ぶっ飛びそうだった。( 己の名を呼ぶ声に鼓膜を擽られているような感覚に陥り、最早何も考えられない程に思考は蕩けてしまい。しかし名残惜しくも唇が離れてしまうと、乱れた息をゆっくり整えながら相手に身を委ねて )
そ、ンな細かく挙げろとは言ってねェ、けどぉ。( 複数挙げられていく単語に、自分から煽ったのにも関わらず笑顔を保てなくなると徐々に顔俯かせていき )
文哉サンもちゃんと照れたりすンだなぁ、すげェ新鮮。じゃあさぁ……これからどんどんお前にのめり込ンでくと思うけど、適当にあしらったり、怒ったりしねェ?何しても許してくれンの?( 何度目かの己の全てを受け入れる旨の言葉をしっかりと受け取り、真剣さを孕んだ目で相手を見詰めては、最終確認とばかりに言葉並べ )
ン、俺欲張りだし、そこは遠慮なく強請るつもり。あー、やり過ぎンのは別に大丈夫。ッてか寧ろ嬉しいし、…意地悪とかじゃなけりゃ。( 本気か冗談かの判断は付かないものの素直に思うままを口に出せば、不意に普段の揶揄いを思い出したのかポツリと呟き零し )あんたが気にする事じゃねェよぉ、俺が勝手に昔の経験引きずってるだけで。───文哉、強制されなくとも俺がお前を信じてンのは本当。それに何よりも、一緒に居てすげェ幸せだと思う。……ただ、今はまだ不安定な部分が多いみてェだから、余計な事考える暇もないくらい俺の事愛して欲しい。( 今現在幸せにするべき恋人を悩ませている事は本意ではなく、内心申し訳なさでいっぱいになりながら相手の片手を掬い上げては、その手に自身の頬をそっと擦り寄せつつ目を細め )
文哉サンってさぁ、ちょいちょい変態臭ェ…じゃなくて、可愛い事言うよなぁ。( 嬉しいと同時に恥ずかしくもある現状に複雑そうな声音で苦笑浮かべ )
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