《 隠れんぼ 》〆

赤葦京治 side


も、モデル？それって一体なんの。ってかその前に俺なんかモデルにしてもいい事無いと思うんです…が。
(独特な色彩に目を奪われていると、相手の提案に一気に現実へと戻される。何時ものげたるげな瞳がこれでもかと大きく見開かれたのはその驚きの具合を表しているだが、まずの疑問が何故見ず知らずの俺なんかをモデルに？…という極端なもので、表情全体に疑念を浮かべると控えめに首を振ったのだが「それに…俺みたいななんも特徴ない奴よりももっと華がある人の方が役に立つと思います。」そう例えば、同じバレークラブの木兎さんみたいな…初対面の人は知りもしないと思うがあの人の方が明らかに躍動感が有り自信に満ち溢れている。きっとモデルにうってつけだとは思うのだが、それを口にはしなかったこの人の「特別」になれるそんな気がして暫し無言で考えると「…明日また来ます。その時にまた詳しく…」そう伝えると頭を下げた。)


アシリパ side


…ふふふふふ、すぅ、ぎぃ、もぉ、とぉ。この私が何故こんなに嬉しそうなのか知りたいか？んー、でも寝坊助なお前には教えてやらない！
(意味深な笑みで相手を翻弄すると、之また意地悪な言葉で態とらしく、プィッと顔を背ける。どんどん平らげられていく皿を目にし再度にこにこと表情を明るくさせるのだが彼の聞いてきた疑問には答えることはしない。料理を食べてくれる人がいることに心の中でひっそりと感謝しながら、「そんなことより杉本お前今日は休みだろ、私も昼から時間があるから買い物にでもついてきてくれないか？」と見事に話をすり替える、隣の部屋にいるフチもせっかくの休みだからと出掛けることを進めてくれた為昼から夕方に掛けての自由が得られたのだ買い物と言っても食材を見て回るか程度しかしてこなかったので少し遠出もしてみたい。そんな期待に胸を弾ませそう問いかけた。)


(/お返事の方大変お待たせいたしました！)