匿名さん 2019-08-08 20:52:37 |
通報 |
( 短いながらに甘く、己を求めるような言葉は破壊力が抜群で。素直に反応も、表情も愛らしい。此処が外であることも構わず、目に映るのは彼女だけだ。普段は嫌になる程の暑さも、こうしているとまったく気にならないのが不思議だ。どうしても彼女だけを見てしまうのは何故なのだろうか。それ程までに魅力的に映る彼女と同じ気持ちであることが奇跡のようで、この先もずっと一緒にいたいと思った。考えを巡らせるうちに首元から腕が離れればすぐに察する。そんなに鈍感ではないのだ。彼女からしてほしいという思いは言わずとも伝わっていたようで、唇が重なる感触に目を細めて。彼女からの言葉には、それよりも大きな言葉をもって応えよう。こんな言葉では表せないくらい、想っているのだから。唇を離すと少しだけ涼しい風が通り抜け、そろそろ帰宅しなければと思い立ち。言葉では言わずとも手を差し出すことで"帰ろう"と伝え )
ん……、愛してる、魅夜。
トピック検索 |