AB型 2019-08-08 01:31:39 |
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>>2596 駿さん
……本当に下心は欠片もなかった?…ふふ…取れるものなら…取ってみたら…?なんて、ね…。
(肩竦める里山は反省する素振りはないように見えて。何だか変わらない里山の態度に元気を貰えてはにっこり黒い笑み浮かべて。行こうかと告げられる。ペアリングの指輪に彼は気づいていたと徐に教えられ、しかもそれを外していないと聞いてトクンッと鼓動は跳ねて。後で外してしまうかもしれないがたまたまかもしれないが…その事実に胸は温かくなって。安静の指示が医者から出ている彼を自分が肩を貸し、里山が荷物を持ってくれるとの説明を受けるも自分が何か発する前に里山に手を掴まれ引かれ彼のいる病室へ再び足を踏み入れ。里山に紹介されベッドから立とうとしている彼と向き合って。ふらつきながら立ち上がる彼に咄嗟に駆け寄ろうとするも、何とか立ち上がり此方へと歩いて来た彼は人の良い、でもいつもとは違う距離感の笑みと敬語…他人行儀に軽く頭を下げるその姿にギシリとまた胸は痛んで。しかし表情には微塵にも出さずに柔らかく微笑み返して「いえ…俺の家じゃ落ち着かないかもしれませんけど…貴方に少しでも寛いで貰えたら嬉しいです…此方こそ今日はよろしくお願いします…“飯山さん”…里山くんの車までサポートします。さ、俺に掴まって下さい…貴方が楽なら俺に寄り掛かってくれて良いですから…」此方も頭を軽く下げては顔を上げ微笑んだまま彼に初めてシェアハウスで出逢ったあの日のように彼の苗字を呼んで。そっと自然に彼の体に触れては自分の肩に腕を回させ、優しく声をかけて)
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