AB型 2019-08-08 01:31:39 |
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>>2062 亜紀
……、
(店員としてではない謝罪に小さく首を横に振って微笑み女性客の元へ向かう彼を見送り。彼の接客の様子を見守って元の男性の時も絵になるが、今も綺麗だなと思う。中身は彼なので仕事内容は頭に入っていて当たり前なのだがこの店に溶け込むその姿を少し不思議な気持ちで見ていて。従業員も店長も特に口には出さず一応初対面になる彼を信頼している様子。それだけ彼の動きが良いのだろうなと感心していれば来店を知らせるドアベルが鳴って。『へぇ…小洒落た店じゃん。』そう聞こえてきた声にピクリと肩が跳ねる。聞き覚えるのある声。出来ればもう聞きたくなかったその声に小さく体が震えだせば喉が張り付く感覚に胸の当たりを押さえ。男はどうやら女と一緒に来ているようで従業員に案内されて席に座るのが音と気配で分かり。バクバクと嫌な音を立てて早まる心拍音。大丈夫、男の席からは此方は見えていないはず。からからに乾く喉を潤すため震える手で水の入ったコップを手にして口に運んでは動揺を隠すようにテーブルの下で震える両手を握って。『…注文良いですか?』程なくして男が彼を呼びつけるのが分かって、嫌な汗が吹き出るのを感じつつ男が余計なことを彼にしないか心配しながらその動向を俯きながら聞いて)
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