AB型 2019-08-08 01:31:39 |
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>>154 駿さん
……すみません、なんかしんみりさせちゃいましたね…。…でもこの曲を弾いてると思い出すんです…あの日の事…。…これから話すのは俺の独り言です…だから聞き流しちゃって下さい。
(歌い終わり包んだ静寂…だから反って雨の音が響いて聞こえる。苦笑いを浮かべながらしんみりさせた事を謝って。壁を叩きつけるような勢いのある雨音にまた震えそうになる手をぎゅっと握り。こんな話したら迷惑かもしれない。楽しい話じゃないし何より余計に気分を重くさせる。でも彼なら聞いてくれるんじゃないかと縋るような思いで口を開いて。それでも深く気にして欲しくはなくて独り言だなんて言ってみる。この話を誰かに話すのは初めてだ…話したいと思ったのも…。手を握ったままポツリポツリと話し始めて)
……俺、高校の時バンド組んでました。気の合う二人の友達と俺とで。俺はベースで、友達の一人がギター兼ボーカルで、一人はドラム…。文化祭とかでライブみたいな事したり…楽しかったです。
でも一緒にいる時間が長くなるにつれて…その中の一人の友達と仲良くなって親友になりました。ある日その友達は俺の事が好きだと言ってきました。…でも俺は馬鹿だから…その意味をちゃんと理解していなかったんです…。
(好きだと言われて嬉しかった。こいつは親友だったから。だから俺は言ってしまったんだ。“俺も好きだよ、これからもずっと親友でいてくれ”って…。その日からその友達と端から見ても分かるくらいにギクシャクしだした。急によそよそしくなる親友にそれが嫌で“俺が何かしたなら謝るから…”ってずっとついて回って…。そしてあの日がやってくる。どしゃ降りの雨が降っていたあの日。そして…親友が俺の目の前で飛び降りたあの日から…俺は人と距離を置くようになった。近すぎると何も見えなくなってしまうから…大事な事に気づけなくなってしまうから…いや、違うな…。自分のせいで誰かを失うことが怖かったんだ。)
…俺は人殺しなんです…。…そして…誰より冷たい…。
(親友が死んだと言うのに涙が出なかった。…いや、泣く資格すらないと思っているのかもしれない。当たり前だ、直接手は下していないだけでそもそもの原因は自分だとちゃんと理解しているから。こんな話をしたこともだが、幻滅させたよななんて思うと笑えてきて。「独り言…おしまいです…聞いてくれて、ありがとうございました…」と淋しそうに笑って)
(/背後です…!堪らず飛び出ました!めちゃくちゃ重い内容だし長いしで申し訳ありません!息子自身が聞いて貰いたいやら聞いてくれそうだなと思い、駿さんに話させて頂きました…!本当に重くてすみません…!途中に至ってはロルでも何でもないですし…(汗))
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