そろそろ紫呉さん上がる頃でしょうか…。( いつも紫呉は小一時間程経てば上がる事は長年の付き合いで、感覚は覚えており時計へと視線を向けてはもう上がった頃だろうと着替えを持って部屋の扉を開け。階段下から物音が聞こえてくれば予想は的中したのだろうと階段を降りていき、台所を覗き込めば案の定冷蔵庫の前に立つ彼の姿を見つけ )あ、やはり紫呉さんもう上がられていたのですね。