愛の前に跪け

（冷房の効いた塾から一歩外に出ると、夏特有の蒸し暑さを感じ鬱陶し気に溜息を一度吐き。ズボンのポケットから取り出した携帯電話で時間を確認していると、遠くから重く響く音と色とりどりの鮮やかな光の粒が夜空を照らすのが建物の隙間から見え。現在の時刻が想像より遅くないことに気付けば、参考書が詰まったカバンを背負い直し普段は行かないであろう人ごみに向かって歩き始めていて。人の波に流されるように歩きつつ忙しなく屋台を見渡し、興味を惹かれるものを探すも心惹かれるものはなく。人の多さにいい加減うんざりしていると、水槽を囲む子供たちの中に場違いな青年を見つけると一直線に相手に向かって歩き始め）


（／はじめまして、素敵設定に心惹かれ声をかけさせていただきました。主様とロル形態が一緒のことが必須だったため、主様のロルに勝手に続けさせていただきました。合う合わないあると思いますので、合わないようであれば遠慮なく言っていただけたらと思います。どうぞよろしくお願い致します）