(お姉さんが教えてくれたほうに歩いていくとピンク色の桜の花びらが風に舞って、まるで自分を手招きしているように思えて 校舎の角を曲がると満開の桜の木が幾重にも並んでいる場所に出て 写真を見るまでもなくここが約束の場所であることを理解して、自然と駆け出すとひときわ立派な桜の木の下で立ち止まり、辺りをきょろきょろと見回して) さくらちゃーん!