紙切れ 2019-08-01 00:32:53 |
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時は江戸時代に遡り 吉原遊廓 という場所があった、そこには数々の女性が檻のような場所で客を誘い一晩共にするという。
暑い夏が終わり涼し気な風と共に赤蜻蛉がふわふわと空を舞い飛び二人の女がぼうっとそれらを眺めている。
一人は赤みがかった髪の金魚( きんぎょ )。もう一人は紫がかった髪の柊( ひいらぎ )。
この二人は幼い頃から花魁になるため様々な困難を乗り越えたらしい。やっと花魁にまで上り詰めたはいいものの、退屈になってきた双子は男たちを如何してやろうかと日々、揶揄う為の悪戯を企んでいるらしい。
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