京 2019-07-31 00:22:05 |
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>一色様
ふ 、相も変わらず御世辞がお上手なのですね 。籠の中の鳥に旦那様の紡ぐ言の葉は少し刺激が強いようで( ほう、と視線の先に見惚れる様息を零せば 、手招きに応え薄紅の袖で口許隠し乍そろり座り形の儘深緑の彼へと近付き 、 宛ら硝子玉の様鼠色の瞳覗き込むように見詰め返して )おや … 俺を弄んで愉しんでいらッしゃるとは 、悪い御方ですね 。___ そんな考え心に浮かびもしない位 、俺に夢中になって仕舞えば良いのに ( わざと不服そうに 、幼子の如く顔顰めては己より一回り大きな胸に寄り添い視線流しつつするりと手指頬へ伸ばし )
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