《 無登録 》＿＿＿ 遊郭皐月屋 ／ 再建 .

>奏様

うう 、どうしましょう … 。… 旦那様と同じ物を頂きたいので 、一口分けて頂いても宜しい 、ですか？（　とく、とく、と音を立て乍酒で相手の杯を満たし 、其れが終わると再び双眸相手側に向け 。顎に手を当て考え込むも 、小さな声でぽつり 、言葉を零せば緩やかに首傾げ　）

>一色様

どうも 、居らッしゃいませ旦那様 。本日御相手させて頂きます 、鶸と申しまする 。よしなに （　ゆるり 、とした仕草で相手の前に正座をすると 、深々と一礼 。口上を述べれば顔を上げ薄く微笑み乍　）珍しい 、異国の方なンですね 。御断りなんてとんでもない 、ご緩りとお寛ぎになッて下さい 。（　と相手の手の甲に自らの手重ね 、" 其の瞳の色も 、吸い込まれて仕舞いそうで魅力的です "　なんて相手の双眸じい 、と見詰めてみて ）

>英様

さァ 、どうでしょうなあ 。其れに関しては才能も有ります故 。…私の技を見て彼の妓に盗まれましたかねぇ 。なァんて （　瞳覗き込まれれば困った様に食指で頭を掻き乍 、其れでも上機嫌そうに双眸を細めたままで　）ふ 、そうで御座ンすか 。花街に永く居れば 、逢う御客様も花魁も皆々何かしら背負ッて居はるのが常ですからなァ …知らぬ語らぬ方が 、心を開ける事も有るでしょう （　酒を煽る仕草横目にそうぽつり 、と零せば　）何か心を曇らせる物が御有りでしたら 、少しでも酒に流し此処に置いて往かれるのも又一興 （　ふ 、と吐息吐き出して自らも喉に酒を流し込み 、眼帯に隠れた瞳越しに見詰めるよう相手に視線向け 　）

>鶸

矢張り珍しいですか。ご覧の通り日本の作法を…、というよりも遊郭の作法に精通していませんでね。粗相をしてしまったら済みません（ゆるりと肩を竦め苦笑し）…おや、お褒めに預かり光栄です。一目惚れの貴方を魅了出来るのであれば、この曇天の色合いを持って生まれた甲斐があるというものです。（ほう、と楽しげに目を細めれば、重ねられた手を取り英国式に口付けを。行いかけて、ぎりぎりの所でそっと息を吹き掛けるに留め）

>京

お前さんがかい？有り得んなぁ。私の知る限り、お前さん以上の奴にゃあ会ったことねぇよ(　瞳を丸くさせ、くくっと喉を鳴らすように笑い、ひらひらと片手を振って　)だから、止められんのよ(　此処に通う理由はそこにあるのだとあっさり言い切れば、くいっと一気に煽って　)京は、人の話を聞き出すのがうめぇなあ…だが、残念だなあ。酒の不味くなる話は、まだしねぇ主義よ。それよりも、京の愚痴のほうが、興味ある(　目を開き視線を流せば、酒を流す仕草はまた色っぽいなんて考えながら、ふっと笑って　)

>一色様

そうですね 、此の世界は仕来り等が多くて異国の方から観れば大変でしょう 。皐月屋は姉ェさん方の妓楼と違ッてそんなに厳しい仕来りも有りません故 、肩の力を抜いて頂いて構いませんよ （　相手に釣られ眉下げて苦笑零せば 、 こてり 、首傾げておどけて見せ　）ふふ 、此れ程迄綺麗な方に口説いて頂ける何て 、嬉しいです （　淡い着物の袖で口許隠し乍照れた様に微笑み 。相手に手を取られれば少々吃驚した様に瞳を丸くするも　）して呉れても良かッたのに 、 （　なんて語尾崩し 、掌握り返せば先程賞賛した彼の瞳じい 、と覗き込んで　）

>縹

あぁ、いいよ。これから呑むか？(自分の満たされた杯を見て、相手側に差し出して)なんてね、冗談だよ。(少し悪戯っ子のように笑い、相手の持っている徳利に手を伸ばして)

>英様



はは 、又面白い事を仰いますねェ 。少なくとも私の眼の前に一人 、私寄り余ッ程人を誑かすのが上手な方が居らっしゃいますでしょうに （　相手に釣られる様けらりと笑って見せれば 、其の瞳見詰め乍きゅう 、と双眸細め　）此の私が旦那の気を惹けて居るのならば僥倖で御座ンす 。（　相手の呑み振りに一層笑み深めれば　）ふ 、其れは其れは 、出過ぎた事を致しましたか 。御許しを 。愚痴 …愚痴何て名の付く物は有りンせんが 、どうも縹の奴は他の妓寄りも気が小さくて仕様が無いですねぇ 。齢と共に善く成れば良ぃンですが （　少々失礼な事を 、何てそっと一礼し謝罪を延れば 、相手の問いに少々考え込み 。じゃらり 、黒数珠を鳴らし乍顎に指添えれば斜め上を仰ぎ乍呟いて　）

>鶸

ですがそれも又異国の地を踏む楽しみと思えば何て事はありませんよ。何より此の国は女性も美しかったが、男性もまた愛らしい。貴方の前でなら、久方振りに羽を伸ばせそうです（んん、と腕を伸ばして伸びをしてみせれば茶目っ気たっぷりに笑って）それならば幾らでも言葉を尽くしましょう。私の前で貴方がどれだけの表情を見せてくれるのか、楽しみですね（相手の照れた様に綻ぶ目元にそっと指を添え、ふっと首を傾げて）日本人は貞淑を尊ぶと聞いたものですから。余り性急に事を強いて厭われるのは詰まりませんし。…何より、貴方から求めて貰う方が嬉しいでしょう？（クスクスと微笑を零しては、視線を緩やかに躱して）

>京

おやおや。私のことを言ってるのかい？誑かしてくれないくせによく言う(　予想外だと言わんばかりに大袈裟に肩を竦めてから、手を伸ばしごつごつとした大きな手とは裏腹にそっと壊れ物に触れるように相手の頬へと指先で触れて　)いつか、浚ってみせるさ(　く、と喉を鳴らせば冗談か本気かわからぬ声で紡ぎながら真っ直ぐに見詰め　)お前さんが本気で聞きたくなったらいつでも応えよう(　今先程はぐらかしたばかりだというのにけらりと笑って　)嗚呼、彼か。そんな感じがするなぁ…一度顔を合わせたが、目と目が合っただけというのに固まられてしまった。私は怖いかい？(　相手の口から名を聞けば顎を撫でながら顔と名前を一致させてから、面白いものを見たと言いたげに可笑しそうに肩を震わせながら首を傾げて　)

>奏様


え 、ッと 、あの … （　突然の誘いにたじろぎ 、おろおろと頬紅く染めるも相手に冗談だと云われれば　）…其方の杯から 、頂きたい 、です（　じい 、と上目遣いで相手の双眸見詰め乍掌に握る徳利渡すまいとぎゅう 、と握り締め　）ねェ 、旦那様 。良ィでしょう ？ （　延ばされた手にそっと振れて　）

>一色


ふふ 、流石ですね 、貴方が紡ぐ言の葉を浴びて居るとつい 、心の臓を奪われそうに成ります （　相手の仕草を何となしに眺めて居れば 、其の靱やかな仕草と言葉にほう 、と息をついて　）勿論沢山の言葉と沢山の礼 、芸を以て旦那様を愉しませるのが俺の仕事ですが … 。俺だッて貴方の事をもっと知りたいんですよ ？ （　添えられた綺麗な指に自らの手指絡め 、今迄の緩やかな笑みと一転真剣な眼差しで相手に顔近付ければ 。　）おや …清純で淑やかな大和人を御望みでしたか ？ 其れは其れは申し訳有りません 。（　眉下げ笑み 、居住まいを正して　） どうも 、俺とした事が中々に旦那様に呑まれて仕舞った様で （　所在なさげに頭を掻き照れ臭そうにし乍　）

>一色様


おや 、俺とした事が旦那様を呼び捨てにする何て失態を… 。申し訳御座いません 。此れには御返事は不要ですので 、御詫びだけさせて下さいね （　深々と一礼　）

>英様


案外もう誑かされて居たり 、するかも知れませンよ 。なァんて 。実際私が酒を酌み交わす相手何てそう何人も居はりませんからねェ （　くく 、と愉し気に笑えば頬に触れた指先に肩揺らし 、手の甲包む様に此方からも手添えて　）私を拐すなンて殊勝な事で御座ンすなァ 。銀や鶸の方が余ッ程美しいでしょうに （　相手の心中伺い知ろうとでもする様に其の瞳見据え見詰め返し 、口許には尚も薄く笑み滲ませつつ緩やかに首傾げて　）又其れは意地悪な事を 。私は何時だッて本気ですがねェ ？ ふ 、彼奴は誰にもそう故 、失礼を致しました 。瞳を視れば長年の功か人柄程度解るものですよ 。怖いと想ッて居たら此の場には出てきませんよ （　相手の共感を得た事に申し訳無い様な複雑な表情をし乍も頷き 、問いに対してはそっと相手に身体向けつつ視線流して表情和らげれば　）

>縹

おや、それでいいのかい？(冗談って言ったために、驚き目を丸くして少し困ったような表情をして)…しょうがない子だね。(少し迷っていたが、彼に手を触れられたことで許して。困ったような顔のまま微笑み、相手に自分の杯を差し出して)

>鶸

それでも奪われてはくれないのでしょう？貴方の全てを奪って、私の小鳥にしてしまえればどんなに良いか（溜息すらも逃さぬと云う様に、すっと眇めた視線を手向けて）可愛い貴方に請われて喋らぬ私ではありませんが…そうですね、ならば貴方の芸でもってこの口を開かせてみて下さいな（真剣な眼差しに暫し考え込む様な素振りを見せれば、相手の鼻先に己の鼻先をちょんと付け、くつりと笑えばまた離れ）嗚呼、謝らないで下さい。貴方が貴方である限り、鶸さん、私はどんな貴方でも求めますよ。寧ろ、それにご覚悟頂かなければ（驚いた様に眉を上げれば、何か引き留める様に手を握り。軽い口調で肩を竦めながらも見据える瞳は真剣で）ふふ、貴方が私に酔って下されば、これ程嬉しい事もないですよ（又ふわりとした雰囲気を纏い直して）

>京

ならば、俺は店一番難しいのを誑かすことができたってぇわけか？それなら嬉しいね。確かにお前さんが断らない姿はあまり見んね。貴重な一面をもらえてるわけだ(　手の甲に感じる温もりは相手の温もりか自分の熱さかわからぬまま、手を翻しその手をとりツ、と指先で相手の手のひらをなぞり　)確かになぁ。だが、私のお気に入りは京。お前さんだと言うことだけは忘れなさんな(　見目云々に関しては気を遣っている彼らを思い浮かべれば素直に頷くも、きちんと自分の本来の意思は伝える表情は愉しそうで　)言葉ばかり旨すぎて全て喰っちまいそうだ。そりゃそうだな。お前さんの躾を得て出てるんだろう。今度は声を掛けてやるかなぁ…いや、やめといたほうがいいか(　口端を上げ態と意地悪い声色で言葉を紡ぎ、ふと相手の言葉に納得したように頷いてから思い付いたことを口にするもすぐに頭を振って　)

>奏様

ふふ 、有難う御座います 。（　自分の我儘が許された子供の様に顔綻ばすと 、両の手掲げて杯を受け取り　）…頂き 、ます （　恐る恐る 、といった風にゆっくり縁に唇を付ければ 、こくり 、と喉鳴らし乍一口液体を流し込み　）御先に失礼を致しました 。旦那様も 、是非に （　と彼にとっては少し大きめの杯を相手側へ差出して 　）

>一色様


ふ 、其処迄仰ッて頂ける何て 、俺には畏れ多い程ですよ 。人に人生を託して倖せに成った兄ィさん方も沢山居ますけれど 、…こんな俺には似つかない気がして 、（　相手の視線から逃れる様に斜め下へと瞳流しては 、必然的に憂う様な表情に成り其の儘自嘲的に微笑み　）噫 、全く意地悪な御方です 、生憎逃げられると追いたく成って仕舞う性分でして 。… 精進しなくてはいけませんね 。（　揶揄う様な仕草と言い回しに肩の力が抜けて仕舞えばけらり 、愉し気に笑い声漏らし 。其れでも諦めはつかない様で決意表明と共に考え込む様に　）俺が俺で有る限り 、ですか 。こんな俺でも花街の人間ですから 、余り酔わない様に自制しなければね 。毒にも 、酒にも （　相手の雰囲気に呑まれる感覚を覚えながら頬紅くしたじろぐと困った様に眉下げつつ 、然し飽くまでも其の根底には薄く唇を歪めた笑みを浮かべて 。　）

>縹

美味かったか？それとも、縹にはまだ早かったかな？(彼が酒を呑む姿に少し見入ってしまったが、杯が返ってきたと同時に見入ってしまったことを隠すように笑って)…ありがとう、頂くよ(彼から杯を受け取れば、クイッと杯の中の酒を飲み干すように飲んで)


(/すみません。リセットについての質問です。リセットされた場合、もう一度、指名をする所から始めた方が良いのですか？それと、リセットが起きた場合、主様からリセットの通知などが出されるのですか？お忙しい中とは思いますが答えて頂けると幸いです。)