黒い猫 2019-07-28 21:21:17 |
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────キミは?もしかして彼のお友達だっタノ?残念だなァ、彼なら今さっき眠ってしまったんダヨ…せっかく俺と楽しくおしゃべりしてたのニね。だからほらコレだけしかのこってナいけど、欲しいならあげるヨ。
(ドチャリ。柔らかくて固いものが現れた彼の目の前に投げ捨てられた。手から滴る鮮血を下で舐め取りながら目を細め飄々とした顔で合わせられた瞳同士を絡め合わせる、突然姿を現した子猫を愛でるように言葉の語尾を丸めて優しく声をかけてやればもう捨てた肉片には興味が失せているのは仕方の無い事。こんないかにもな路地裏に態々足を踏み入れているということは薬物を運ぶジャンキーかそこらのゴロツキ程度しか思い浮かばないのだが一体この男が何者でここに何をしていたかには一瞬の思考しか及ばなかった、なぜなら。だって彼はもうこの場で自分に出会ってしまったのだから。探す手間が省け己から姿を晒すのはもはや殺してくれと懇願しているからだろう…?歪んだ思考に終止符を打ち後退る距離をゆっくり詰めていき床のゴミを踏み潰して「…ねェ、俺を愛してヨ。大丈夫ダヨ…何も怖くナいからネ。キミは俺のアイに答えてくれるダケでいいんだ、さっきみたいにすぐ眠られてもこまるカラさゆっくりユッくりアいしてあげる!」身長的に少し見下ろす形になりながら確実に壁へと追い込んでいく、そろりと手を相手の背に回しこみ抱きしめる体制をとると呟く程度の声色で死の宣告を囁いて。確実に慎重に命の火をすぐに消すことなどしてはならない、さぁ。愛を確かめ会おう刺激的なアイを。その背中に鋭利なナイフの刃先を突き立てた。)
(/素敵な文で、力が入りすぎてしまいました…!なんとも殺しの一言しか知らない殺人鬼ですが大好きな御相手様を殺すことはないのでご安心下さいませ。応戦するのもよし、言葉で論するのもよし、見事に回避して頂いて全然かまいませんので。では、殺人鬼との日々を堪能してくださいませ…、)
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