25183 2019-07-28 20:04:32 |
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( 部隊を統べ指揮を執る者から見て、最も厄介なのは敵ではない。指示通りに動かない隊員だ。その最たる例である男はまさに炎の様で、コントロールしようと水を掛ける程それが油であったかのように燃え盛る。万年筆を手に黙々と作業を続けながら、表面上は何食わぬ顔で相手のマネジメントに頭を悩ませる日々。と、静寂を破った小さな音にゆったりと顔を上げ「 …グラン? 」明らかにいつもと違う様子の相手、怪訝そうに眉根を寄せその名を呼ぶと同時に倒れ込んでしまった。思わず誰よりも早く椅子から立ち上がり、相手の元へ駆け寄り「 何だ、遅効性の毒でも盛られたか…? 」相手の額に手を添え原因を探るも、分からない。確りと相手に寄り添いつつ、ますます訝しげな視線で様子を見て )
(/文章の先出し有難うございます!初の錯乱楽しみにしております、此方こそ至らない点も多く有ると思いますが、今後とも宜しくお願い致します…!)
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