とあるBARにて

碧)それじゃ！俺帰るわ~！なんかあったら電話して！

そう言ってそそくさと店から出ていく。店から出ると入口の横に座り込んでバクバクの心臓を何とか戻そうと深呼吸する。自分のズボンもわかりやすく盛り上がっていてため息が漏れる

海「……どーしよ」

はー、と深い溜息をつき、とことん飲んでしまい、そのまま酔いつぶれ。

碧)…俺…やべぇ、先走ったかも…

そう言いながらもそのBARの近くにある公園のベンチに腰掛けて風に当たる。｢どーせまた｢気持ち悪い｣って言われんだろーなー…｣そんなことを言いながらもぼーっと空を眺めていて


マスター)お客さん大丈夫ですか？さっきのことで疲れてるんですか？
(海の肩をポンポンと撫でながらそう言う。何となくマスターも一部始終を見ていたみたいで)

海「……はい。まあ、うすうすそうじゃないかって気づいてはいたんですけど…いざこうなるとどうしたらいいのか…」

ぐす、と飲みすぎのせいか涙ポロポロながしながらそう言って

マスター)嫌ならはっきり言えばいいんですよ。そうすればもう相手も来ませんよ。

嫌がってると思っているのかそう言って水を差し出す。さすがに飲みすぎているため酒は出さずに落ち着くようにポンポンと背中を撫でる

海「はっきり……ねえ…」

水を受け取りグイッ、と飲むと、先程の彼の笑顔を思い出して俯き。

碧)ふぅ~…

珍しくずっと辞めていたタバコをカバンの底から取り出して吸い始めて


マスター)はっきり言わないと状況が悪化するだけですよ。

そう言うと自分の仕事へと戻って

海「……わかりました。」

そう言うと、立ち上がり店を後にして。

碧)…はぁ、少し頭冷えたし帰るかぁ~

そう言いながらゆっくりと立ち上がる。煙草はすぐになくなったため2本目を口にくわえて

海「…飲み過ぎ、たかなあ…」

ふらふらとした足取りで歩いていて

碧)…大丈夫ですか？

薄明かりの中公園を抜けるとフラフラしてる人がいたため咄嗟に助けに行く。相手が海とは知らなくて

海「んあ…大丈夫れす…」

ぼんやりとしつつも、そう答えて。こちらも相手が碧だと気づいていない。

碧)大丈夫そうに見えないっすけど…家どこっすか。送りますよ。

海以外の人に対しての話し方はサッパリしているためそう言うと軽く相手の腕を掴んで支えて

海「…そこの角曲がって右…あー…酔い冷めてきたんでやっぱ大丈夫かと…」

だんだんはっきりしていき、体制を整えながら苦笑いして。

碧)大丈夫っすよ、送り……

話してる途中で海だと気づいたのかぱっと手を離して人一人分の距離をとって

海「…ん？」

あれ、どうしたの？みたいな顔をして。こっちはまだ気づいてない。

碧)いや…あと、大丈夫そうなんで…俺は失礼しますね。

声が急に早口になって冷や汗を流しながらその場を去ろうとしていて

海「……ん。ちょっと待って」

だんだん意識がはっきりしてきて、もしや、と思い手を掴み。

碧)あ~…どうしたんです？

手を握られると焦りながらも立ち去りたい気持ちが強くて

海「…あ、やっぱり碧さんだ…」

相手の顔を覗きこむと、どこか安心したような表情でそう、言って。

碧)……煙草の煙吸い込むと体に悪いんで離れてください。

はぁとため息を付きつつそう言って無理やり手を離させると距離も離して

海「あっ…すいません。聞き覚えのある声だと思ったんで…」

てか、タバコ吸われてたんですね、と苦笑いして。

碧)禁煙中やったんですけど、今さっき吸っちゃって…

ポリポリと頭を掻きながら苦笑いして煙草を片ずける

碧)禁煙中やったんですけど、今さっき吸っちゃって…

ポリポリと頭を掻きながら苦笑いして煙草を片ずける

碧)禁煙中やったんですけど、今さっき吸っちゃって…

ポリポリと頭を掻きながら苦笑いして煙草を片ずける

海「そうなんですか…あ、そうだ。明日また、あのBARで会えますか？」

ふと、言いたかったことを思い出し、くちをひらき。

碧)明日は…仕事なんでなんとも…

苦笑いしながらもそう言ってやんわりと断って

海「そう、ですか…じゃあ、また時間ある時に。」

残念そうに肩を竦め、手を振ってその場を離れ

碧)えぇ。また今度。

少し控えめな声でそういいながらも相手から離れて家へむかう

海「……ちゃんと、考えないとなー…」

よし、と意気込みながら家に帰る。

碧)はぁ?…また当分禁煙無理だろうなー

そう言いながらも家に着いてまたひとつ煙草を吸い始める

海「…今日はもう寝るか…僕も仕事だし…」

帰ってそのままバタンキューしてしまい。

碧)さてと…特に眠たくもねぇーし作るかぁ。

そう言うと机にネックレスの部品を押してオリジナルのネックレスを作り始める

海「……」

目を閉じて、朝が来るのを待ち。

碧)…ｽｰ…ｽｰ

仕事をしていていつの間にか寝てしまっていたのか朝まで寝てしまって

海「ん…朝、か…」

朝が来ると、体を起こして支度を始め。

碧)…ｽｰ…ｽｰ…

気持ちよさそうにずっと眠っていて

海「………」

モヤモヤしつつも、朝ごはん食べて仕事に向かう。

碧)ふぁぁ~…。

欠伸をしながら起きたのは昼の1時半でゆっくりと体を起こすと窓を開けでぼーっとしていて

海「あっちい……」

早く帰って良いことになって、帰り道たまたま相手の家の前を通る。

碧)あっつ…なんでこんな今日あちぃーんだよ。

そう言いながらも窓を開けてタバコを吸い始めて

碧)あっつ…なんでこんな今日あちぃーんだよ。

そう言いながらも窓を開けてタバコを吸い始めて

海「…あれ？碧さーん。」

なんか聞き覚えのある声がするなー、と思ったら相手を見かけ、手をブンブン振り。

碧)ん~？なんであんなとこ海さんがいんだ？

首をかしげながらも一応は手を振って

海「…あれ？碧さん、今日仕事だったような…」

不思議に思うも、その場を去って。

碧)海さーん！どうせだしうちおいでよ。

去ろうとしていた相手に声をかけると家から出てきて

海「へっ…？いいんですか？」

きょとんとしながら振り向き。

碧)大丈夫大丈夫！言ったでしょ？俺海さんのためならなんでも出来るし、家招くなんて容易いことだよ

そう言いながら笑って家のドアを開けて

海「では、お言葉に甘えて。」

ぺこり、と頭を下げて『お邪魔します』と言いながら中に入り。

碧)1人やから気にせずに~

そう言いながら嬉しそうに招き入れてお茶を出す準備をして

海「……」

他人の家って落ち着かないなー…と思いながら、キョロキョロして。

碧)はい、お茶どーぞ。

そう言いながら相手にお茶を渡すとさっとタバコの火を消すがまたもう一つ吸って

海「ありがとう…そんなに吸ったら体に悪いんじゃないっすか？」

苦笑いしながら、お茶を一口飲みつつそう声掛けて。

碧)辞めようにも１回吸ったら止められなくて…

そう言いながらも苦笑いして相手には背中を向け吸っていて

海「はあ、なるほど……
……そういやあうちのませた生徒が言ってたんですが、タバコの煙を相手の顔に吹きかけるって、今夜貴方を抱くって合図らしいですよ」

ふと、思い出したことを口にしてみて。特に他意はない。

碧)ぶはっ…んだよそれ…。

煙を盛大に吹き出しながらもそう言って面白そうに相手の顔に吹きかけてみて

海「けほっ！？ちょっ、やめてくださいよ碧さん…！」

煙に噎せつつも、可笑しそうに笑って。

碧)…海さんが嫌じゃないなら抱くよ。抱かれるのもあり。

ぼそっと呟きながらもタバコを消して相手の横に移動する

海「……碧さん……」

最初は笑っていたが、顔がだんだん赤くなり、俯いてしまって。

碧)…返事聞かせて？

相手の手を握るとそう言って緊張してるのか少しぎこちない笑みを浮かべて

海「……ずっと…考えてたんです。碧さんに、気持ちを伝えられた時から…自分はどうしたらいいのか。」

覚悟を決めて、そう話し始めて。

碧)うん…

頷きながらちゃんと相手の目を見ていて

海「…いきなり、あんなこと言われて、すごくびっくりして…気持ちの整理がつかなくて…だけど嬉しかった。」

相手の手を強くにぎり。

碧)ほんと…？

そう言いながらも照れくさそうに頭を?いて

海「はい…その…初めてあったばかりの僕をあんなふうに思ってくれて…すごく。
だから…えっと …」.

なんていえばいいか分からず、言葉に詰まり。

碧)…それって…

そう言うとそれ以上何も言わないで嬉しそうに相手にキスをする。

海「ん、む…」

そっと受けいれて。

碧)んっ…ふぁ…

受け入れられると舌を入れ始め深いキスをして

海「はう、う…♪」

こちらからも舌を入れて。

碧)ん…っ…

驚きながらも舌を絡める。片手で頭を支えてもう一つの手を服の中に手を入れて

海「ふあっ…！」

驚いた声を上げるも、そのまま相手に身を任せ。

碧)肌ツルツルやね…

変態じみたことを言いながら相手の胸に手を這わせて

海「碧さん……くすぐったいですよ…」

じい、と見つつ。

碧)くすぐったいだけ…？……ベットいこ？

そう言いながらも｢この意味分かるよね？｣と微笑んで

海「…ん」

こくん、と頷き。

碧)さっき生徒とか言ってたし…そうゆう設定でもいいよ~。

ベットに移動して腰掛けるとそう言った後｢せーんせ｣と笑っていて

海「…全く、しょうがないなあ…(苦笑いすると、そっと押し倒し)」

碧)えっ…い、今は俺が攻めな流れじゃ…

そう言いながらも｢落ちいて？せんせ~｣と煽ってて

海「…あ。間違えた」

いかんいかん、と顔を赤くしつつ、一旦どいて。

碧)生徒だと考えるとそこまで積極的なの~？

にやにやと笑いながらも｢え~？先生そこで諦めるんだ~？俺を逃しちゃっても知らないよ~？｣と煽りを増す

海「うるっ…さいなぁ…あんまり先生をからかうと、無理矢理口を塞いじゃうぞ？」

はぁー…と、ため息をつくと、相手の頭を抑えて唇を奪い、

碧)んんっ…っ！
(…先生モードこえぇ……)
そう思いながらも受け入れて

海「んっ、むう、…！」

(舌をねじ入れて、絡め始め)

碧)んんっ、あっ…ちょっと、せんせぇ…激しいって…

そう言いながらも相手の首に手を回して

海「あ、お…」

愛おしそうに名を呼び。

(これってどのくらいまでがセーフなんですかね？さすがに全部やっちゃうとアウトですし…)

碧)…いやぁ~まさか海さんがあんな熱烈な人だったとは~

いつの間にか朝になっていたが上半身裸で下もパンツしか履いてない状態のまま微笑んで




全部やるとやばいと思うんで端折ります(?ω?;`)

海「……いやあ…まじですいません。」

昨日のことが恥ずかしかったのか、布団に身を隠していて。

(了解しました。)

碧)いいよ。付き合ってんだし

そう言いながらモゾモゾと布団の中に入って

海「…あの、さ」.

ちら、と布団にきた相手を見て。

碧)ん？ど~した？

優しく微笑みながらそう言って

海「…碧って呼んでもいい？」

見つめながらそう聞いて。

碧)……ええよ。

恥ずかしかったのか背中を向けながら小声でそう言って

海「ありがとう……碧。」

背後から優しく抱きしめて。

碧)…いいよ別に…

素っ気ない返しをするが心臓はバクバクで

海「………ああああああああぁぁぁ！！！」.

突然ガバッと起き上がり大声で叫び。

碧)…っるさ…なに？

少し不機嫌になりつつそう言って目を細める

海「やっばあ仕事のこと忘れてた！！！！」

顔を真っ青にさせながら、バタバタと動き。

碧)ちょっと待って…これだけさせて？

立ち上がって相手の横に移動すると首にキスマを残して

海「っ……へっ？」

ぽかん、と固まって。

碧)んじゃ、仕事頑張って~

軽くそういうとまた布団に潜って

海「う、うん！いってきます！」

ドキドキする気持ちを抑えて家を出て。

碧)…海は誰にも渡さねぇ~…

布団に潜るとそう言って独占欲を剥き出しにして

海「……ただいまーって言って入ってみようかな、なんて…」

仕事が終わり、着替えて碧の家の前に来ると、照れくさそうに呟きながらインターホンを鳴らし。

碧)……はーい。

海が仕事に出て行ったあと碧も仕事してちょうど今寝起きなため不機嫌なまま玄関を開けて

海「あ…すいません、こんな時間に。」

相手が不機嫌であるため、さすがにじょうだんはいえないな、と

碧)…ん~…いいよ。

相変わらず不機嫌そうだがそう言って家に入ってもらうと玄関でぎゅっと抱きついて

海「あ…」

来るの不味かったかな…と不安だったが、抱きつかれるとほっとしたように笑い。

碧)うん…まだ残ってる…。

抱きつきながらも首元のキスマークを見てほほ笑む

海「あはは…結構目立ったよこれ…」

苦笑いしながらそう言って。

碧)誰かに何か言われた…？

学校に行ってる間のことが不安で仕方なかったようで

海「んー…『先生虫刺されたんですか？』ぐらいかな？」

そんなに変なこと言われなかったよ、と。

碧)…まだ子供は気づかねぇーのか。

そう言いながらも微笑んでいて

海「まあ、僕はモテないから誰も僕に恋人がいるなんて思わないんじゃない？」

ふふっ、と笑いながら。

碧)それはそれでかわいそ~。

そう言いながらクスッと笑ってゆっくりと自分の部屋へと向かう

海「他人に言われるとぐさっとくる…」

引きつった笑みを浮かべ。

碧)恋人居るって言えばいいのに~。

そう言いながらサッとお茶を出す。机には何個か今日作ったばかりのネックレスが置かれていて

海「えー…でも恥ずかしいし…」

お茶どうも、と言いながらお茶を飲むと、置かれたネックレスを見て首を傾げ。

碧)なんならこれから帰り学校まで迎えに行こうか？せーんせ

そう言いながらもクスクスと笑っていて

海「いやいや、碧に悪いよ…碧にも仕事とかあるしさ…」.

申し訳なさそうに。

碧)俺自分で作ったネックレスをネットで売ってるだけだから時間関係なくいけるんよ。

そう言いながらも机に置いてあったネックレスを自慢げに見せて

海「へえ…そうなんだ…」

目を見開きながら、ネックレスを見つめ。

碧)気になる？

不思議そうに相手の顔を覗き込んで

海「ん？うん」

頷く。

碧)ひとつあげようか？

そう言うと綺麗な青色の宝石が向いたネックレスを海に渡して

海「えっ…いいの？」

びっくりしながらも受け取って。

碧)あげるというか…海に作ったって言うか…

不器用ながらもそう伝えると照れくさそうに顔を逸らして

海「……ぼく、に？」

照れくさそうに聞き返して。

碧)…あんた以外に誰がいんだよ

わしゃわしゃと頭をかきながらそう言って

海「あう…ありがとう……大事にするよ。」

にへら、と笑って。

碧)…これから、恋人の俺がいんだから学校で…あ、危ないことすんなよ…

不器用なため言葉が出てこないがそう言って独占欲をさらけ出して

海「…もちろんだよ。碧」

優しく抱きしめながら、頭を撫でて。

碧)……。

何も言わないが顔は真っ赤だし心臓もバクバクだった

海「…ねえ、碧、近いうちに…さ、一緒に住まない？」

優しい声で囁いて。

碧)…一緒に…？ダメダメ！俺の心臓がもたない

相手の言葉に目を丸くしながらもブンブンと首を振って

海「えー？」

頬をふくらませて。

碧)…俺がもたないから無理…

そう言いながらも顔を手で隠す。手で顔を隠して表情を分からなくしているが下半身は反応していて

海「…わかったよ…」

苦笑いしながら頭ぽんぽんして。

碧)俺四六時中海と一緒だったらずっと勃ちっぱなしだよ。

真っ赤な顔でそう言いつつも微笑んでいて

海「ははっ、なんだそりゃ…」

くすくす笑って

碧)ほんとやって~

そう言いながらも相手から離れて携帯をいじり始める

碧)ほんとやって~

そう言いながらも相手から離れて携帯をいじり始める

海「ん…？」

首をかしげて相手を見つめ。

碧)ははっ…！

面白そうにT○itterを見ていて、女性男性関係なくポンポンといいねを押していって

海「…むう」

ちょっと嫉妬してる。

碧)海も見て？これめっちゃ面白いよ！

そう言いながらも携帯画面を見せる。ちょうどその時上にDMが表示される。女性からのDMらしく顔文字付きで

海「……ふーん。」

女性のDMに目がいってしまい、面白くなさそうに返事して。

碧)…なんだよ~つまらなさそ。お、なんかDM来てる。この人さ？俺と同じ動画が好きなんだよ~。

タッタッと返事を返しながら好きな芸人さんの動画を見せて

海「そ、そうなんだ…」

ヤキモチなんて大人気ない、と自分に言い聞かせ、気分を切り替えて笑みを浮かべて。

碧)この人さ、最近やけにDM来るからさぁ~？｢彼氏が怒るんで｣って言ったら余計にDM来るんだよね~

そう言いながらも苦笑いしていて

海「…なんなんだろうね…」

思わず顔を顰めて。

碧)｢彼氏とは上手くいってますか｣とか｢彼氏とどこまで行きましたか｣とかが増えてきた


そう言いながらも首を傾げる。相手は腐女子なようでノリノリで聞いてくる

海「…そっちかあ…」

額を抑えてため息。

碧)俺対処出来ねーからちょっと返事して。

困ったようにそう言うと携帯を渡して

海「僕が…？」

仕方ないなあ、と受け取って。

碧)俺女性の対応上手くないんだよ…ゲイだし想えるというか真剣になれるのは男性だし…

そう言うと、苦笑いしながら目を伏せていて

海「まあ、任せてよ…」

そう言いつつ、『お相手変わりました。噂の彼氏です♪』なんて送り。

碧)頼んだわ~

そう言うとソファーに倒れ込む。海が送ったあと直ぐにDMが来る、興奮してるようで。

｢えっ？本当ですか★2人のツーショットとかありますか？｣

海「付き合いたてなんでツーショットはないですね…」

ポチポチ、と押して。

碧)…ｽｰ…ｽｰ…

知らない間に眠ってしまって


女性 ｢えっ？そうなんですか？今どのくらいの進展ありますか？好きな体…いは！！｣

グイグイと質問攻め

海「…進展は一線越えたくらいです、と」

これ言っていいのかな、と思いつつ。

女性｢ありがとうございます！！もうまんぞくです！！｣

その後すぐに来ていた返事はなくなった。

海「…よくわからないけど…よかった…」

ほっとしながら碧を撫でて。

碧)んん…

多少撫でられて反応するが起きなくて

海「…ふふ」

そっと、頬にキスをして。

碧)…ぅ…ん

モゾモゾと動きながらもくすぐったかったのか顔を手で隠して

海「…かわいい…」

そう呟きながら、そっと離れて。

碧)んん…あさ…？

数分するとゆっくりと目を覚まして、寝ぼけてるのか近くにあったクッションを抱きしめて

海「…あ、碧、起きた？」

相手の声を聞いて振り向きながらそう言って。

碧)海…？どうして居んの？もう朝なのに~

寝ぼけたようにそう言いながらも横に座ろうと四つん這いでソファーから降りて

海「まだ数分しかたってないよ」

デコピンしながらくすっと笑って。

碧)いてっ…

一瞬痛そうな顔するもすぐ気の抜けたふにゃふにゃな笑顔を見せて

海「あーもーかわいいやつめ…」

わしゃわしゃと撫でて。

碧)やめろよ~ボサボサになんだろ~…

そう言いながらペシペシと弱い力で相手の頭を叩いて

海「あはは、ごめんごめん…」

撫でるのをやめて。

碧)ふぁぁ~…お腹空いた。

大きな欠伸をした後そう言うがその場でまた横になって何もする気がなさそうで

海「…キッチン、借りていい？」

立ち上がりながら言って。

碧)料理作れんの？

驚いた顔でそう言って

海「一人暮らしが長いからねー…」

へらっ、と笑い。

碧)俺も長いけど料理作れない。

そう言いながら相手の後ろに立って抱きついてて

海「ん…なに？」

ちら、と相手の方を見て。

碧)なんでもないよ。

そう言いながら抱きついてたが暑くなったのか少しすると離れて

海「…美味いの作るから、待ってて。あ、材料ある？」

撫でながらそう聞いて

碧)一応は揃えてある。いつかなにか作ろうと思ったからさ。

撫でられると少し嬉しそうにそう言って

海「ん、わかった。」

優しい笑みを浮かべながらキッチンに向かい。

碧)楽しみにしてる~

そう言いながらもソファーでぐうたらしていて

海「んー…ふむふむ」

冷蔵庫を開けて考え込み。

碧)…~♪

鼻歌を歌いながら横になる。服はめくれていてお腹が出ているが本人は気にしてない。一応は筋肉はあるが細い

海「……」

野菜や肉を切り始めて。

碧)ねぇねぇ、見て！俺の腹~

そう言いながらもソファーに寝転がったままくすくすと笑っていて

海「んー？」

包丁の手を止めて振り向き。

碧)ははっ…！いいだろ~

自分で自分のお腹を撫でながらそう言って

海「ははっ、いい腹してんねー…」

笑いながらそう言って。

碧)今度俺の腹に抱きついていーよ

そう言いながらもご飯を待っていて

海「ふふ、そりゃ楽しみだ…」

なんて言いながら切った材料炒めたり。

碧)…~

おとなしくソファーで待っていて

海「できたよー」

完成したオムライスを持ってそう呼びかけて。

碧)うわっ！美味しそ！

そう言いながらも近づいてきてちょこんと座る

海「ふふ、召し上がれ?」

ことん、と、テーブルの上に置いて。

碧)ありがとう！いただきまーす！

そう言いながら手を合わせるともぐもぐと食べ始めて

海「…どうかな？」

食べてる相手に恐る恐る聞いてみて。

碧)さいっこうに美味しいよ！料理上手いんだね海！

そう言いながら勢いよく食べていたが、ぴたっと止まって相手にスプーンを向けると｢海もどーぞ｣と笑って