匿名 2019-07-21 20:19:34 |
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そ、そうかな?我妻君がそう言ってくれて嬉しいよ。なにせ柱だからって他の隊士の人達と仲良くなろうにもなかなか近づいて来てくれなくて…ハハ、そんな焦らなくてもいいから。俺なんか柱の中でも一番柱らしくないって言うのかな、んー、ほらオーラってのが微塵も無くてさ。
(一生懸命取り繕うとする相手の様に、笑みを生やすと忙しなく青筋を浮かべる背中を一定のリズムで宥めてやると出来たての団子が丁度のタイミングで運ばれてきた「ほら、食べよ!甘い物食べて落ち着きなよ。」少し急かすように皿を押し出すと、此方もゆっくりと口に運ぶ。はー、甘!うま!久々の甘味に現代と変わらぬ糖度にやっと脳が疲れを癒していく、硬くなった思考が解けゆくようにリラックスしていくのを感じながら隣にいる彼へと目線を移し。…ってかよく考えたらマジでやばくね?我妻君普通に俺の隣で団子食ってるし、やばいの極みでしょコレ。可愛すぎるだろ…はっ!口の端にみたらしついてる!やばい尊い。一眼レフで納めたいッ…この世界じゃスマホも使えないし…!くっ、無念。がっくりと首を項垂れてこの世界に初めての不便さを痛覚して、仕方ない…と茶を啜ればそっと相手の口端を指で拭うと。「ほら、落ち着いて食べてね。俺のヤツも食べていいから。」拭ったみつをちゃっかり舐めとると一本残っている皿を差し出し、食べてる姿永遠と見ていられるなー。そんな事を呑気に考えながら見ていれば急遽黒い塊がこちらに飛んでくるのを目の端で捉えた。「…ひぃ!?」突然の姿に出てしまった情けない叫びを必死に飲み込み何事かと目を凝らすと、伝達用の鴉が此方へと大きく口を開いており、「…伝令!伝令!御館様ヨリ任務!任務!、東ノ方角へ行ケ!小サナ村ニテ鬼ガ出没!」と言葉を言い残しすぐ様空に消えていったのだが、「…まじかー。」この幸せな一時を邪魔しやがってあの鴉…唐揚げにしてやる。そう心の中で悪態をつくと重い腰を上げ勘定を素早く済ませると。「任務みたいだし、俺はそろそろ行くね!我妻君も気をつけて帰りな…、、あ。」これはチャンスでは?我妻君と任務と称して遠出のデートが任務という口実で出来ちゃうのでは?、心に響く悪魔の呟きは自身の背中をいとも簡単に後押しする。「…我妻君。良ければこの任務一緒に行くってのはどうだろう。君見たところ暇そうだし…」と悪切れもなく言い放った。)
(/返信の方遅れてしまいました!いえいえ、お互い様ですしお気になさらず!(笑)…今回は少し強引に我妻君を連れ出しに行きました。行くも行かないも自由ですので!(汗))
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