匿名 2019-07-21 20:19:34 |
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えっ、でも…うわっ!待って天月さん!!
(勿体ないというと水の事だろうか、水も大事な資源だからか、そう思ったのも束の間、手を取り足を進める彼に何とか着いて行くと、あっという間に団子屋に到着した。にこにこと微笑んでいる彼を見ると本当に怒っていないか不安だったが、彼からは怒りの音は微塵もせず、寧ろ喜んでいる時の音しか聞こえない。それが分かると不安げだった表情も少しずつ自然と緩まって。それならばお言葉に甘えようかと品書きに手を伸ばしたとき、彼の言葉が途切れた。彼を見ると表情が固まり、口を抑え込んでいる。「…天月さん、何でそれ知って…」うん、そうだ、そうだよ、何で天月さんがそれを知っているんだろ。はっっっず!!恥ずかし!!しのぶさんから聞いたんだ!でも俺と天月さん今回で初対面だから話す理由も無いはず……いや居る、俺の失態話聞いて喜びそうな人が。その人物になら話している、そう思った。「わかった!しのぶさんからの宇髄さん経由でしょ!!もう!!そうだよね天月さん柱だもん!!」じゃあ何?他の人も知ってる可能性有り?死のうかな??顔が死ぬ程熱い。同期の言う恥、通りすがりの女の子に抱き着いて泣いて求婚する事は恥ずかしくないが、これは別らしい。「可愛い後輩の恥言いふらして楽しいんかあの人は…!天月さんは言いふらさないで下さいね!あと俺みたらし団子食べたいです!!」ギリギリと歯を鳴らした後、釘をさすついでにどさくさに紛れて食べたいものも報告して。)
(/いえいえ!本当にこちらこそ!!それでは背後は一旦失礼します!もし何かありましたらお呼びいただければ即座に出てきますので!)
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