いとしき生贄たちへ【開催期間有/３L/シリアス寄り日常】

・名前：小鳥遊 領(たかなし りょう)
・年齢：18
・身長：175cm
・容姿：黒髪黒眼／寝癖の付いた短髪／やや吊り気味の二重の双眸／引き締まった体躯／登校直前に連行された為、制服姿／赤のインナーTシャツ、半袖カッターシャツ、夏地の黒ズボン、白スニーカー／チャームポイントは八重歯
・性格：皮肉屋／四人兄妹の長男／自分本位に見えて一本筋は通す／負けず嫌いで頑固／兄貴肌／強がり
・恋愛関係を結ぶ場合、HL、BL共に可
・ロルテ
(平日の朝は戦争だ。寝汚い弟妹達を叩き起して、各々の向かう場所へ送り届けなければならない。もっとも送迎を必要とするのは幼稚園に通う妹だけで、あとの野郎共は朝飯を食べさせ、自宅から放り出せば任務完了。最近お洒落に目覚めた末っ子からの髪型のリクエストにはおざなりに返事をして寝癖のついた猫っ毛を手に取って丁寧に櫛を通していく。作り置きの朝食のウインナーを取り合って小競り合いを始めた次男と三男の声が騒々しく響き渡る様に「ったく、しゃあねぇなーもう」妹の黒髪を二つに頭頂部で結わえながら笑う。代わり映えのないいつも通りの日常。飛び交う育ち盛りの弟たちの声に重なったのは来客を報せるインターホンの音で、膝に乗せた妹を降ろしてソファから身を起こす。そそっかしい母親が忘れ物でも取りに来たのだろうと玄関に向かうも、扉を開けた先に待ち受けていた予期せぬ光景に瞬きを。仰々しい出で立ちの役人から受けた説明を理解するまでに数分は要しただろうか。いつまでも戻って来ない兄の様子を窺いに来た妹に制服の裾を引かれ、我に返った時には中坊共の口喧嘩も止んでいた。ただならぬ雰囲気を察してか、此方を見上げる潤んだ双眸に眦を柔く細め「兄ちゃん今からちょっと遠いとこに行くことになったから」ぽん、ぽんと小さな頭を撫でやった後、室内から顔を覗かせる弟たちの方にその背中をそっと押しやって。妹をしっかりと抱き止めた双子たちが真一文字に唇を引き結んだ姿に頷き、黒服の方に歩み寄れば、静かに頭を下げ)
コイツらのこと───俺の家族のこと、よろしくお願いします。

(／タイトルに惹かれ、世界観、概要に一目惚れしました。数日前にPC作成に入ったのですがなかなか思うような形にならず…やっと納得の行くものになったので恐れ多くも参加申請に参った次第です。自己紹介も兼ねてテストロルが無駄に長くなってしまいましたが本編では長短に合わせ臨機応変にやり取りをしていくつもりです。それでは長くなってしまいましたが、ご検討よろしくお願い致します)