たまにはまったりしませんか？(戦闘無し、ほのぼの)

>>ホロ
……………（その眼…そうか、自分の正体を知られることで、拒絶されることを恐れているのか…それでもなお、彼女は敢えて覚悟を決め、俺の真意を知ろうとしている…）
先に言っておこう、俺は種族、姿、文化…そういった違いや差というものは、ごくごく些細なものだと思っている。ハイラルには俺のようなハイリア人以外にも数多くの種族が生活していて、ハイリア人のように人の姿をした種族もいるが、ある種族は活火山にて生き、岩のような体を持ち、またある水棲の一族は半魚人のような姿をし、またある少数民族は空を飛ぶための翼を持った鳥人のような姿をしている…。そしてそんな姿も、文化も歴史も違う種族同士が互いに手を取り合い、太古の時代から共に生きてきた。――嘗て志を共にしていた俺の仲間達も、優れた才能を持った者として各種族から選び出され、境遇も立場も全く違う者同士だったが、結束を高め合い、共に歩んできた。少なくとも、君が何者であろうと、そういった偏見で見る程、俺は度量の狭い人間じゃないと自負しているさ

(突如和気藹々とした雰囲気を霧散させ、真剣な面持ちでコートを脱いで此方に全貌を見せた上で本当の姿が見たいか？と尋ねてくる相手に、その眼を見据え、その言葉の意味を察する。それは正体を明かしたら拒絶されるのではないかという恐怖とある種のコンプレックスのようなもの…悩みのベクトルこそ違うが、自分の主たる姫も、その立場と境遇から悩み、苦しみ続けてきたのを傍で見てきたため、その反応には思うところがあるようで、暫く無言を貫く。そしてぽつりぽつりと、自身の身の上の一部と、ハイラルという国の辿ってきた歴史、種族…そういった内面を語りだし、自身が英傑として共に歩んできた仲間、ミファー、ダルケル、リーバル、ウルボザの顔を思い浮かべながら、相手が何者であろうとも、そういった偏見で見る程度量の狭い人間に成り下がった覚えはない、と静かにだが相手を見据えつつ返答し)

>>ターレス
下手に凝った表現をするより、シンプルな感想の方が感慨深いものさ。寧ろそっちの方が分かりやすくていい…――まさかここで名前を聞かれるのは正直想定外だったが、俺はリンク…今はしがない"ただの旅人"さ

(一言簡素に礼を言ってから器を受け取り、ものの見事にほぼ一瞬で器の中身をかきこみ完食してみせた相手に、戦闘中に一瞬で食事で回復する自分といい勝負かもしれないと、割かしどうでもいいことを考えながら、シンプルに旨いという一言に、変に飾った表現をされるより分かりやすくていいと好意的に見ている発言をしつつ、まさかこのタイミングで名前を聞かれるとは思わなかったが、自らの名と、"ただの旅人"を敢えて少しばかり強調するような意味深な自己紹介を返して/流石にこれは事前予測できないでしょうな…それはそれでDIOが揃うと年齢詐欺なメンバーだらけということになるという…リンクに至っては回生の祠の治療で事実上コールドスリープの類で眠っていて、当時の姿のままだからある意味ズルとも言えますが…)