匿名 2019-06-29 01:21:25 |
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ああ、そうなのか。( 同じ城に住んでいるのに合わないということはやはり此処が広いゆえだろう。彼がその吸血鬼と相容れないことなどすぐには思い付かず。しかしあえてそのもう一人について突っ込むような真似はせずに頷くのみで。「何もせず匿って貰うのはさすがに悪いからな」働かざるもの食うべからず。それは己の信念として持っているもののひとつだった。元々家畜レベルだったのかという突っ込みは置いておき、何をすれば良いのだろうかと自分でも考えて。「わかった。それくらいなら大丈夫」先程の痛みが続くのは大変かもしれないが、彼だって話が通じないわけではない。多少手加減するくらいのことはしてくれるはず。そう考えればすぐに答えていて。「それで、俺はどこに行けば良いんだ?」歩みを進めながらも気になるようでそわそわと。ちゃんとした場所があれば良いけど、と期待と不安が混ざった声色で問い掛けて )
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