匿名 2019-06-29 01:21:25 |
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……そうだな、吸血鬼がもう一人。長らく見ていないが、死んではないだろう。
( 嫌いな片割れのことを問われてむっと口を一文字に結び。しかし彼に質問を許したのは自分なのだから仕方がない、と頭を左右に振ると渋々といった様子で答えて。追い付いてきた彼の顔を見上げつつ「 ほう、殊勝な心掛けだな。家畜からペットぐらいの扱いにしてやってもいい。 」と感心した様な口振りで続けて。しかしこの古城でやってもらうようなことなど思い付かず暫し思案した後に「 俺に血を提供しろ。他は自由にしていい。 」と告げて再び歩みを再開し )
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