夢 2019-06-15 11:43:08 |
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(目の前にいるのは狐。所謂こんのすけと呼ばれる存在で、乾いた笑いを溢しては「ごめん。今なんて?」と聞き返す。目の前にいる狐からは『貴女には審神者になっていただきます。』と、言ったように聞こえたが、まさかそんな訳が『貴女には審神者になっていただきます。』あったようだ。一言一句間違えずに述べた狐に対し、動揺を隠せない瞳を向ける。しかし、狐はそんなことにはお構い無しで何やら空中に手を翳して端末を操作している。「何してるの?」と問いかけてみれば、政府へ門を繋いでいるらしい。暫くすると、狐が此方を振り返り『その扉を開けてください。』と言ってきた為、自室の扉を開く。そこには、近未来的な部屋が広がっていた。『携帯を貸して頂けますか?』と尋ねるこんのすけに頷くと携帯を取り出す。どうやって操作しているのかは分からないが刀剣乱舞を開くと再び現れた空中に浮かぶ画面の数々。それを興味深そうに眺めているとこんのすけから声がかかった。『今回は特例として、このゲームの中から、二振りを貴女に連れて行ってもらいます。』と言ったこんのすけに「え?」と言葉を零す。『本来なら、初期刀、初鍛刀の刀を連れていくのですが、貴方はどちらも折れているのか、縁が切れているのか覚えていらっしゃらないようですので。さぁ、何方になさいますか?』私は刀達を見つめ、考えた。その結果この二振りにすることに決めるとこんのすけに彼等の名を告げた。『わかりました、では審神者様の力を使用し、顕現致します!』そう言うと、狐は画面をタップするように促す。私は促されるままにその画面に触れた。)
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