（3L）荘園の端っこで（ててⅤ）

>庭師

本来ならば逃げるべきである。ハンターにはくれぐれも用心せよ
(側に寄ってきた庭師を見下ろし何処にあるのかも不明な口から厳かに言葉が流れ出て。歩くというよりはほぼ滑るようにその後を追い胸中では溢れ出んばかりのワクワクが踊り、錆びてもなお煌びやかに見える回転木馬を子供の目で眺め「この馬達は何故延々と廻るのだ？いつ走り出すのだ？」先程の偉そうな態度は何処へやらすっかり童心に返りタコ足をそわそわ動かして)

>道化師

む、道化師のではないか。汝も解読を見守る側を選ぶのだな
(ダッシュで向かってきた微笑みピエロの足音に反応して顔を上げ。ハンター同士疑念も持たずに嬉々として側に寄りゆっくり拍手してみたりして。此方も捕獲するよう言われない限り手を出さないつもりで解読する姿を見守り「道化師の、遊園地は汝によく似合う場所であるな。何か遊園地の楽しみ方を我に教えてはくれぬか？」足の一本をにゅるりと伸ばしつんつん道化師の腕をつつき)

( ／ 最近株が急上昇中のジョーカーではありませんか！ピエロは苦手でもジョーカーは大好きです、堪らんです。タコ足神様が遠慮なく絡みたがりますが鬱陶しければガツンと殴ってやって下さい！ )