匿名 2019-06-07 21:42:17 |
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へ?…あ、本当だ。よく気づいたね!
(静かで麗しく、そして上品な微笑みと共に発せられた言葉に思わず目を開く。反射的に髪へと手をやり弄れば一つ逸れてしまった寝癖が行き場を見失っていた。さほど髪への頓着が元からあったわけではないが、少々気恥ずかしい思いを誤魔化すかのように嬉しさを含め手を叩いた。すると、すっと伸ばされた手に思わず目をぎゅっと細める。おそるおそる瞼を開ければ、彼の櫛で撫でつけられた髪は見事に元の場所へと戻っていた。「すごい」というそのままの意味でしか形を持たない歓声が口から漏れ、それに気づいて「ありがとう」という感謝の言葉を発する。薄く差し込む人工的な白い光に思わず鼻歌を口ずさみそうなほどに気分が舞い上がった瞬間、それは思い切り音を立てて空へと消えた。「もし良かったら種火集めに行かない?」彼に声を掛けた目的がふつふつと脳裏に蘇る。いざという時には種火は山ほどあった方が良い。何度か経験して身に染みた教訓を踏まえ、そして久しぶりに彼と行動を共にするために、手を合わせながら要件を伝え。)
(/宝具の方把握致しましたー!実はノッブとの関係も少し楽しみにしてましたので見ていて嬉しいです。では、これからよろしくお願い致します!(蹴可)
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